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2025/09/05 公開
2025/09/10 更新
豊胸は、バストを希望の形・大きさに調節したい方におすすめの美容整形ですが、失敗やトラブルが発生して後悔するケースもあります。豊胸を受ける際は、リスクを理解して後悔しないための対策が必要です。
このコラムでは、豊胸で後悔する理由やトラブルの例、後悔しないためのポイントを紹介します。豊胸を検討中の方は参考にしてください。
豊胸で後悔する理由には、以下の6つの例が挙げられます。
豊胸を受けたのちに、思ったよりも大きくならなかったと感じる可能性があります。ヒアルロン酸豊胸や脂肪注入豊胸術の場合、一度に注入できるヒアルロン酸や脂肪の量には限りがあります。高いバストアップ効果を期待して多量に注入すると、しこりができるリスクが否定できません。受ける方法によって、どの程度のバストアップ効果が得られるのかを事前に把握することが大切です。
豊胸術はダウンタイムが長いため、私生活に影響を及ぼす可能性があります。特に脂肪注入豊胸術の場合は、バストと脂肪吸引部の両方にダウンタイムが発生します。部位によってはダウンタイムが長くなるケースもあり、予定よりも長期間仕事や学校を休まなければいけない恐れがあります。豊胸のダウンタイムは避けられないため、私生活への影響が気になる方には比較的ダウンタイムが短いヒアルロン酸豊胸がおすすめです。
豊胸の種類によっては、効果の持続期間が短いケースがあります。ヒアルロン酸豊胸の場合、徐々にヒアルロン酸が体内へ吸収されるため、効果を感じにくくなります。長期的な効果をご希望の場合は、バッグ挿入式豊胸術か脂肪注入豊胸術を検討してください。
豊胸では、強い痛みを伴う場合があります。脂肪注入豊胸術では、バストよりも脂肪を採取した部位に強く痛みを感じるケースが多いです。バッグ挿入式豊胸術の場合は、胸の中でシリコンバッグを包む皮膜が厚く、硬くなるカプセル拘縮と呼ばれる現象によって、筋肉痛のような痛みが生じる可能性があります。カプセル拘縮はマッサージで改善・予防が見込めますが、放置すると痛みが強くなる恐れがあるため、医師の指示に従って適切なケアを行ってください。
「豊胸すると乳がん検診は受けられない」という思い込みや、豊胸がバレることへの抵抗感などが理由で、乳がん検診を避けてしまう方もいます。豊胸は乳がんのリスク要因ではありませんが、検診を避けた結果がんの発見が遅れる恐れがあります。基本的に、豊胸をしても乳がん検診は可能ですが、バッグ挿入式豊胸術を受けた方は、その後マンモグラフィー(乳房X線検査)を受けられなくなる可能性があります。がんの発症に対する不安が大きくなり、シリコンバッグの除去が選択されるケースは少なくありません。検診で豊胸がバレる可能性は事前に理解し、検査の際は必ず医師に豊胸している旨を伝える必要があります。
見た目の変化や触った時の感触が原因で豊胸が他人にばれ、後悔するケースもあります。シリコンバッグ挿入の場合、挿入後しばらく経ってから、体型の変化や経年劣化によってシリコンバッグが不自然に目立つようになる可能性があります。またバストを触った際に、挿入したシリコンバッグが硬い・冷たいことで気付かれる可能性も考えられます。バッグ挿入式豊胸術では、触り心地が自然なシリコンバッグを選択する工夫が必要です。ヒアルロン酸の場合、元々体内にある成分のため徐々に吸収されますが、本物のバストに近い触り心地や仕上がりが期待できます。
豊胸を受けると以下のトラブルが発生する可能性があり、それが後悔につながるケースもあります。
豊胸の種類に関わらず、左右のバストの形に差が出るケースがあります。左右差が出る原因は、脂肪の定着率の差・脂肪やヒアルロン酸の注入量の差・睡眠時の体勢などです。また、人の身体は左右対称ではないため、元のバストに左右差がある場合、それを考慮して治療を行う必要があります。
医療技術の進歩によって豊胸用シリコンバッグの安全性は高まってきていますが、強い衝撃や経年劣化によって破損するリスクがあります。バストの中でシリコンバッグが破損すると、漏れ出したシリコンによって炎症を引き起こす恐れがあります。負荷がかからないように注意し、定期的に検査を受けて破損防止に努めましょう。
ヒアルロン酸や脂肪をバストに注入した場合、体内でうまく定着しないとしこりを形成する場合があります。しこりは触感や見た目に影響する可能性があり、放置すると石灰化し、摘出手術が必要になるリスクも懸念されます。炎症を起こしたり、乳がん検査の際に誤診の原因になったりする恐れがあるため、気がついたら早めに対処してください。
脂肪注入豊胸術では、脂肪吸引を行った部位に凹凸が生じる可能性があります。豊胸術に使用される脂肪は腹部や太ももから採取されるケースが多く、見た目に影響が出て後悔する方もいます。脂肪吸引の凹凸は拘縮や医師の技術不足による脂肪の取りムラが原因で、拘縮の場合はマッサージや時間経過で改善が見込めますが、脂肪の取りムラは自然回復が難しいです。
バッグ挿入式豊胸術では、リップリング(バストの表面に不自然な凹凸が生じる)やダブルバブル(アンダーバストに段差ができる)が生じるケースがあります。いずれも、医師の技術不足や体型の変化が原因で引き起こされるトラブルです。防止するためには、加齢や体重変化を想定してシリコンバッグのサイズを選択する必要があります。また、シリコンバッグを挿入するポケットの大きさが不十分な場合にも発生する可能性があるため、信頼できる医師の選択や、治療方法の検討が必要です。
豊胸で後悔しないためには、以下の5つのポイントに注目しましょう。
豊胸を行う際は、自分が受ける治療方法の特徴や注意点など、事前の確認が大切です。医師の技術力によって仕上がりが左右されるケースが多いため、実績や症例写真などをチェックしましょう。バッグ挿入式豊胸術は高いバストアップ効果が期待できますが、見た目や感触の違和感が生じる恐れがあります。トラブルが発生した際に適切な対処が受けられるように、アフターケアについては事前に確認してください。後悔・失敗を避けるためには、医師の指示に従ってダウンタイムを過ごす意識も大切です。
豊胸で失敗や後悔を避けるためには、リスクを十分に理解し、信頼できる医師を選択する必要があります。TCB東京中央美容外科では、医師がカウンセリングを行い、適切な治療方法をご提案いたします。気になる胸のお悩みは、ぜひ当院にご相談ください。

都内大学病院皮膚科で外科手術だけでなく、患者様のお肌の悩みと向き合って参りました。
ご要望を丁寧に伺った上で患者様に適した手術方法をご提案し、リスクやご予算などに合わせてベストな治療を一緒に考えていきます。
日本皮膚科学会正会員
日本美容外科学会員
