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2025/11/18 公開
2025/11/18 更新
美容整形の効果は老後まで続くのか、気になる方は多いのではないでしょうか。効果の持続期間が長い治療でも、加齢に伴い見た目が変化する可能性があります。
このコラムでは、美容整形が老後どうなるのかや、変化が不安な方におすすめの治療法、後悔しないための注意点について紹介します。美容整形を受けるか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
効果の持続期間が長いとされている以下7つの美容整形について、老後に起こりうる変化を紹介します。
切開を伴う二重整形では、まぶたの皮膚や脂肪を切除して二重ラインを形成します。一度治療を行うともとのまぶたに戻すことは難しいですが、長期間持続する二重を目指せます。切開法で形成した二重ラインは、年齢を重ねても消えにくいのが特徴です。ただし、皮膚のハリ低下や筋肉の衰えによって二重の幅が狭くなる可能性があります。
蒙古襞と呼ばれる上まぶたから目頭にかけて覆う皮膚を切除する目頭切開や、目尻を切開して目を横方向に拡大する目尻切開は、目を大きく見せる効果が期待できます。目頭切開は加齢による皮膚の弾力低下やたるみの影響を受けると、シャープな目元から柔らかい印象へと変化しやすいです。また、目尻切開は、手術後に時間が経過すると、皮膚の癒着によって後戻りしたように感じるケースもあります。
鼻プロテーゼは、シリコン製のプロテーゼ(人工軟骨)を鼻に挿入して、鼻筋を高く整える手術です。ペースメーカーや人工血管などにも使用される素材であるため、体内で変性するリスクを軽減でき、長期的な形の維持が期待できます。鼻プロテーゼの挿入後、加齢に伴い肌が薄くなると、プロテーゼが透けて見えたり、形が浮き出たりする可能性があります。また、プロテーゼを覆うカプセルが石灰化し、鼻筋に歪みが生じるケースも少なくありません。
人中短縮術は、人中(鼻と上唇の間のくぼみ)の一部を切除して短くし、面長な印象やのっぺりとした顔立ちを改善に導く手術です。人中を直接短縮するためもとに戻りにくいですが、加齢による皮膚の伸びによってもとの長さに近づく可能性があります。人中短縮術は再治療が難しいケースもあり、手術を繰り返すと上唇が分厚く見えたり、ガミースマイルになったりするリスクがあります。
フェイスリフトは、こめかみから耳の前の皮下組織をはく離して、頬や首のたるみを引き上げる手術です。フェイスラインの引き締めやしわを改善する効果が期待できます。手術直後からリフトアップ効果を実感しやすいですが、肌の老化を止める効果はないため、加齢によって肌のハリや弾力が失われると、たるみが再発して徐々に効果は薄くなります。
お顔の脂肪注入は、身体の他の部位から脂肪を採取して顔に注入することで、気になるしわやくぼみの改善を目指す治療です。ナノファット2.0は、採取した脂肪細胞から不純物を取り除いているため、定着のしやすさと異物反応のリスク軽減を兼ね備えているのが特徴です。脂肪注入はヒアルロン酸注射よりも効果が長く持続する傾向がありますが、脂肪がうまく定着しないともとの見た目に戻りやすくなります。また、顔の脂肪は加齢に伴い減少していくため、治療直後の状態を持続させるのが難しいケースもあります。
顔の脂肪吸引は、皮下脂肪を除去して整ったフェイスラインを目指す施術です。脂肪細胞を直接取り除くため、施術部位がリバウンドしにくいのが特徴です。顔の脂肪吸引を行うと、老後もシャープな輪郭を保ちやすくなる一方で、痩せこけた印象になる場合もあります。元々顔の脂肪が少ない方や皮膚が薄い方は、皮膚と筋膜が癒着して凹凸が発生するケースもあります。
美容整形に興味があるけれど、老後の変化が不安な方には以下の治療がおすすめです。
二重埋没法は、医療用の糸でまぶたの皮膚と挙筋または瞼板を結び、二重ラインを形成する施術です。持続期間は一般的に3〜5年程度といわれていますが、加齢に伴って効果が薄くなってきたと感じる場合は、再治療が受けられる可能性があります。ただし、眼瞼下垂がある患者様には適応できないケースがあるため、注意が必要です。
ヒアルロン酸注射は、真皮層へのヒアルロン酸注入によって、以下のさまざまな効果が期待できる治療です。
ヒアルロン酸注射の効果は時間経過とともに薄くなるため、加齢によって生じる不具合を気にせずに受けやすい治療です。また、注入量を調節することで患者様の顔のバランスに合わせた治療が行えます。仕上がりに満足できない場合は修正も可能なため、老後の変化が気になる方が美容整形を検討する場合におすすめの選択肢です。
糸リフトは、頬やフェイスラインに医療用の糸を挿入し、口元のしわやたるみの改善が目指せる施術です。TCB東京中央美容外科では、以下3つの糸リフトメニューをご用意しております。
糸リフトで使用される糸は、体内に吸収されるものとされないものがあります。糸の種類によっては数年効果が持続するケースもありますが、体内に吸収される糸であれば老後に見た目が不自然になる心配が少ないです。ただし、皮膚のたるみが重度になると、糸リフトでは対処しきれない可能性があるため、肌の老化具合によっては切開リフトのほうが向いている場合もあります。
美容整形をした後、老後の変化で後悔しないためには、以下の3点に注意してください。
どの美容整形も、治療後に変化が起こらないと言い切れるものはありません。見た目が変わるリスクや効果が薄くなる可能性については、事前に必ず確認してください。どのような変化があるのか事前に把握しておくことで、不安の軽減につながります。また、長く効果を持続させたい場合は、定期的にメンテナンスを受けることをおすすめします。医師と相談のうえで、老化前・老化後の肌の状態に合わせた治療法を選択してください。
効果の持続期間が長い美容整形でも、老後に見た目が変化する可能性があります。理想の仕上がりを長持ちさせるためには、老後を見据えた治療を検討することが大切です。
TCB東京中央美容外科では、経験豊富な医師やカウンセラーが、少しでも長く満足してもらえる治療法を患者様と一緒にお探しします。老後の変化が気になるという理由で美容整形をお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】
