糸リフトのデメリットは？後悔しないために知っておきたいポイントを解説

糸リフトとは

糸リフトとは、小さなコグ（棘）がついた医療用糸を用いてフェイスラインを引き上げる、切らない小顔整形です。こめかみ付近からあごに向けて糸を挿入し、糸に付いている棘状の突起が皮下組織に引っ掛かることで、たるんだ皮膚を引き上げます。即効性があり、たるみの改善だけでなく、ほうれい線の改善や美肌効果も期待できます。

糸リフトの効果

糸リフトの施術には、以下の効果が期待できます。

• たるみの改善
• ほうれい線の解消
• 美肌効果

糸リフトでフェイスラインを引き上げると、たるみの改善だけではなく、たるみが原因で目立っていたほうれい線の改善も可能です。また、糸を挿入する際の刺激によって、コラーゲンが生成されて肌にハリを与えるため、美肌効果も期待できます。

糸リフトのデメリット

糸リフトは「効果に即効性がある」「切開せずリフトアップできる」などのメリットがある施術ですが、デメリットもいくつか存在します。以下のデメリットを理解したうえで施術を受けると、後悔や失敗をせずに理想のフェイスラインを形成できます。

• 効果に期限がある
• 重度のたるみには効果がない
• ダウンタイムの症状が現れる
• 糸が切れる可能性がある
• 施術後の生活に制限がある

効果に期限がある

糸の種類によって期間は異なり、短くて6ヶ月程度、長くて5年程度効果が持続します。長期間効果を持続させたい場合は、定期的に糸を挿入するか、他の施術を検討する必要があります。

重度のたるみには効果がない

糸リフトは軽度のたるみに効果がありますが、重度のたるみや皮下脂肪が多い場合は、十分な効果を得られない可能性があります。たるみが強い方は、たるんだ皮膚を切除してリフトアップを図る切開リフトが効果的です。自身の症状に合った適切な施術を受けられるよう、事前に医師にご相談ください。

ダウンタイムの症状が現れる

個人差がありますが、施術後1〜2週間程度、腫れや内出血などの症状が発生します。痛みが続いたり、表情が引きつったりする場合もありますが、糸が馴染むにつれて治まってきます。また、糸を挿入する際、毛髪や菌が原因で感染症にかかるリスクがありますが、クリニックの対策や衛生管理が十分に行われていれば、ほとんど起こることはありません。

糸が切れる可能性がある

フェイスマッサージをする、口を大きく開けるなどの行為で、挿入した糸が切れてしまう可能性があります。糸が切れたとしても、すぐに効果は失われませんが、効果の持続期間に影響が出る場合があります。

施術後の生活に制限がある

ダウンタイムを悪化させず、効果をより持続させるためには、術後の生活に気をつける必要があります。ダウンタイムを悪化させないために、長時間の入浴や激しい運動、過度な飲酒など、血行を促進する行為はお控えください。また、糸が切れる原因となるため、洗顔やメイクの際は、顔に刺激を与えないようにご注意ください。

糸リフトで後悔しないために

糸リフトは、効果を感じられる期間に限りがあり、永続的な効果を得られない施術です。また、たるみが強い方や皮下脂肪が多い方は、期待していた効果を得られない可能性があるため、カウンセリングで医師にしっかりと診察してもらい、糸リフトがご自身の希望に適しているか確認することが大切です。
ダウンタイムの悪化や、挿入した糸が切れる恐れがあるため、施術後の注意点には気をつけてお過ごしください。ダウンタイムが引かず、大きな腫れや熱が発生した場合は、感染症の疑いがあるため、速やかに担当の医師へ相談してください。

まとめ

今回は、糸リフトのデメリットについて解説しました。糸リフトは、メスを使わずにリフトアップできる人気の高い施術ですが、「効果に期限がある」「ダウンタイムの症状が現れる」などのデメリットも存在します。後悔しないためには、糸リフトがご自身に合っているかを確認し、デメリットを理解したうえで施術を受けることが大切です。
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