糸リフトを受けて一年後の変化は?併用治療やクリニックの選び方も紹介

2024/12/19 公開

2024/12/19 更新

糸リフトを受けて一年後の変化は?併用治療やクリニックの選び方も紹介

糸リフトの効果は永久的ではなく、1~3年程度で糸が吸収されるとともに薄れていくため、施術から1年後の変化が気になる方も少なくありません。
このコラムでは、1年後に悪い変化が現れる例、効果を長持ちさせるための併用治療、クリニックの選び方について紹介します。
糸リフトを受けて1年後の状態が気になる方や効果を長持ちさせる方法が知りたい方は、ぜひご覧ください。

糸リフトの1年後に悪い変化が現れる例

糸リフトの1年後に悪い変化が現れる例

糸リフトの効果は、糸の種類や患者様の肌の状態、日常生活の過ごし方などによって異なってきます。1年後に現れる悪い変化の例は、以下の3つです。

  • 肌に凹凸が生じる
  • たるみの復活
  • 左右非対称

肌に凹凸が生じる

糸リフトの施術後、数年経過して肌に凹凸ができてしまうのは、糸が表面に透けていたり、皮膚がよれていたりするケースです。薄い皮膚に太い糸を使用した、施術後に糸が本来の位置からズレてしまったなどさまざまな原因が考えられます。クリニックの技術不足や、施術後の過ごし方が影響する場合もあるため、クリニック選びを慎重に行う、施術後は医師の指示通りに過ごし糸がズレないようにするなどの対策が必要です。

たるみの復活

たるみを引き上げる効果がどの程度持続するかは、糸の種類や患者様のたるみの強さなどによって異なります。効果の持続期間が短い糸を使用した場合や、脂肪が多くたるみが強い場合は1年後にもとに戻るケースもあります。どの程度効果を持続させたいか、事前に医師とよく相談して糸の種類を選んでください。また、たるみが強い場合はフェイスリフトが向いている場合もあるため、カウンセリングでよく相談するようにしましょう。

フェイスリフト・ミニリフトの施術ページはこちら

左右非対称

糸リフトの施術は、患者様の筋肉のつき方や骨格の左右差などをしっかりと把握したうえで行うことが重要です。しかし、カウンセリングをしっかりと行えていなかったり、医師の技術力が足りなかったりすると、施術後1年程度で左右差が生じてしまう可能性があります。

糸リフトの1年後にリフトアップ効果を持続させるには

糸リフトの1年後にリフトアップ効果を持続させるには

糸リフトは治療の併用によって、リフトアップ効果を持続できるケースもあります。ここでは、以下の2つの併用治療を紹介します。

  • 医療ハイフ(HIFU)
  • ボトックス注射

医療ハイフ(HIFU)

医療ハイフは、糸リフトの施術後1ヶ月程度経過していれば受けられます。適切な間隔で組み合わせた場合、糸リフトの持続性を向上できる可能性があります。間隔をあけずに医療ハイフを受けてしまうと、糸リフトの効果に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
医療ハイフも、糸リフトと同じようにリフトアップ効果に加えてコラーゲンやエラスチンの生成を促す効果も期待できるため、美肌を保ちたい方にもおすすめです。

医療ハイフ(HIFU)の施術ページはこちら

ボトックス注射

ボトックス注射は、医療ハイフと異なり糸リフトの施術と同時に受けることが可能です。糸糸リフトは皮下組織に糸を挿入する一方、ボトックス注射は表情筋に薬剤を注入するため、ターゲットが異なり、それぞれに悪影響を及ぼす可能性が低くなります。
糸リフトとエラボトックスを併用すると、咬筋の働きを抑えられるため、フェイスラインがシャープになり、より高い小顔効果を得られます。

エラのボトックス小顔注射の施術ページはこちら

糸リフトを受ける際のクリニック選び

糸リフトを受ける際のクリニック選び

糸リフトの効果を1年後も持続させるためには、クリニック選びも重要です。以下は、クリニックを選ぶ際の注意ポイントです。

  • カウンセリングが丁寧
  • 症例写真が豊富
  • ダウンタイムや副作用の説明がある
  • アフターフォロー体制が整っている

カウンセリングが丁寧

糸リフトは、患者様の脂肪や皮膚の状態をしっかりと見極め、適切な糸や入れる位置を決定する必要があります。クリニックは、カウンセリングを丁寧に行わなければ、患者様のお悩みや、仕上がりのイメージなどを把握できません。医師やカウンセラーが丁寧にカウンセリングを行い、イメージを共有してくれるクリニックを選びましょう。

症例写真が豊富

クリニックのサイトに症例写真が少ない場合、医師の経験が浅い可能性があります。症例写真が豊富にあることに加え、術後の写真に左右差や皮膚のよれなどがないか確認してください。

ダウンタイムや副作用の説明がある

クリニックでカウンセリングを受けた際に、ダウンタイムや副作用の説明が丁寧にされているか確認しましょう。糸リフトは、切開するフェイスリフトに比べるとダウンタイムが短い施術ですが、痛みや腫れが生じるケースがあります。
さらに、フェイスマッサージや歯の治療を施術後に受けると糸が移動してしまう可能性があるため、施術後の注意事項についても確認してください。
1年後も効果を持続させたい場合は、医師がダウンタイムに配慮した施術を行っているクリニックを選ぶ必要があります。

アフターフォロー体制が整っている

糸リフトの効果を長持ちさせたい場合、アフターフォロー体制がしっかりと整っているクリニックを選ぶようにしましょう。フォロー体制が充実したクリニックは、施術後の検診によって適切に経過確認をしたうえで、どのような過ごし方をするべきか患者様に伝えます。短期間で糸が切れてしまった場合の保証制度や、リフトアップ効果が感じられなくなった場合の対処方法も確認しておくと安心です。

まとめ

糸リフトは、1年後にたるみを引き上げる効果が薄れてしまう場合があります。ただし、医療ハイフを定期的に受けたり、ボトックス注射を併用したりすることで、より効果を持続できる可能性が高まります。
クリニック選びも重要な要素となるため、コラム内で紹介したポイントに気をつけてクリニックを選んでください。
TCB東京中央美容外科では、3種類の糸リフトのなかから患者様のご希望に合わせて適切な施術をご提案いたします。併用治療やダウンタイムについてもご相談いただけますので、糸リフトを検討中の方は、ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

このQAを監修したドクター

鎌田 紀美子

銀座有楽町院 院長

鎌田 紀美子

天然美人メーカーとして、元から美人であるかのような違和感のない自然な仕上がりを得意としております。
昨日よりも今日が幸せなあなたであるように、お手伝いできる美容外科医を心がけています。

経歴
1998年
神戸大学法学部 卒業
2013年
東海大学医学部 卒業
2013年
板橋区医師会病院 形成外科
2013年
日本大学附属病院 麻酔科
2015年
品川美容外科 品川本院 部長
2017年
銀座国際美容外科池袋院 院長
2018年
銀座TAクリニック 院長
2021年
東京中央美容外科 八王子院 院長
2022年
東京中央美容外科 六本木院 院長
2024年
東京中央美容外科 銀座有楽町院 院長
備考
日本美容外科学会(JSAS) 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本静脈学会 会員

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