糸リフトのやり方は？効果やメリット・デメリットも紹介

2024/12/19 公開

2024/12/19 更新

たるみを引き上げるために糸リフトを検討する際に、やり方を知ったうえで施術を受けたいと考える方も少なくありません。また、糸リフトの効果やメリット・デメリットを知っている状態でカウンセリングを受けると、よりスムーズな検討が可能です。
このコラムでは、糸リフトのやり方や効果、メリット、デメリットについて紹介します。
糸リフトの治療を受ける前に内容を理解しておきたい方、カウンセリングをスムーズに進めたい方は、ぜひご覧ください。

1 糸リフトのやり方
2 糸リフトの効果
3 糸リフトのメリット
4 糸リフトのデメリット
5 まとめ

糸リフトのやり方

糸リフトとは、コグ（棘）がついている糸を皮下組織に挿入し、物理的にたるみを引き上げる治療です。クリニックによって施術方法が変わる場合もありますが、一般的な糸リフトのやり方を紹介します。

挿入位置を決めてガイドラインを書く

糸リフトはこめかみ辺りから挿入するのが一般的です。糸を挿入する適切な向きには個人差があるため、骨格・肌の状態などさまざまな観点から医師が状態を確認します。さらに、皮膚の上からガイドラインを引き、患者様と医師で施術の流れについて確認します。

麻酔をする

糸リフトでは局部麻酔を使用する場合が多く、意識がある状態で施術を受けますが、糸が通る痛みは感じません。

糸を挿入する

医師が最初に書いたガイドライン通りに、こめかみ辺りから糸を挿入していきます。糸を挿入すると、皮下組織がコグによって引き上げられ、皮膚が引っ張られているように感じます。

糸を固定する

糸を挿入したら、最後に物理的に引っ張り上げて固定します。強く引っ張るとひきつれや凹凸などが発生する原因になり、弱すぎると糸がゆるんでしまうため、医師が強さを調整して引き上げる必要があります。施術後は皮膚から出ている余った糸をカットします。

糸リフトの効果

糸リフトには、以下のようにさまざまな効果があります。

たるみの改善・予防
肌の弾力がアップする
小顔効果

たるみの改善・予防

糸リフトは皮下組織に直接挿入してたるみを改善する治療です。たるみの引き上げには即効性があります。さらに、ほうれい線やマリオネットラインが気になる場合も糸リフトで改善が期待できます。
たるみを予防し、糸が吸収されたあとも引き上げ効果をある程度の期間実感できるのが特徴です。

肌の弾力がアップする

皮下組織に糸が挿入されることで、真皮にある線維芽細胞と呼ばれるコラーゲンやエラスチンを生成する細胞が活性化されます。コラーゲンやエラスチンは、肌の弾力やハリを維持するために欠かせない成分です。糸が溶けてしまってもコラーゲンやエラスチンが増生された状態が続くため、たるみやシワができにくい肌を作れます。

小顔効果

たるみを改善すると、フェイスラインが引き締まり小顔効果を感じられます。加齢によって筋力が低下した部分も引き上げられるため、フェイスラインの輪郭を維持したい方に向いています。

糸リフトのメリット

糸リフトには、以下のようなメリットがあります。

傷跡が分かりにくい
治療直後から効果を実感できる
ダウンタイムが短い

傷跡が分かりにくい

糸リフトは目立たない場所から糸を挿入するため、大きな傷跡が顔に残ることがありません。一時的に小さな傷跡は残りますが、2～3ヶ月程度で綺麗になります。

治療直後から効果を実感できる

たるみに効果的な美容医療のなかでも、糸リフトは施術直後から効果を実感できるメリットがあります。たるみを糸によって直接引き上げるため、すぐに効果を感じたい方におすすめです。
ただし、治療をしてから1週間程度はむくみや腫れが生じます。ダウンタイムが落ち着いてから、効果を実感しやすい傾向にあります。

ダウンタイムが短い

糸リフトにはダウンタイムがありますが、腫れや痛みは1週間程度で治まるため、切開リフトに比べるとダウンタイムは短い施術です。治療の翌日から日常生活が可能なため、仕事や学業への影響が少なく、長期の休暇をとる必要もありません。

糸リフトのデメリット

糸リフトにはデメリットもあるため、以下の点を考慮したうえで治療を検討してください。

効果は永久ではない
切開リフトほど効果が得られないケースがある
ダウンタイム中に痛みを感じるケースもある

効果は永久ではない

糸リフトの効果の持続期間は、使用する糸や治療の種類によって異なりますが、一般的には半年～1年半程度です。継続してたるみを引き上げたい、小顔効果を持続させたいと考えている方は、定期的に施術を受ける必要があります。
カウンセリングでどの程度の期間効果を持続させたいか、医師と相談してください。

切開リフトほど効果が得られないケースがある

切開リフトは、皮膚を切開して、たるみを引き上げて固定する手術です。たるみが強い方や皮下脂肪が厚い方には、糸リフトより切開リフトが向いている可能性があります。糸リフトでは十分な効果が期待できないと判断された場合、切開リフトも検討してみましょう。

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ダウンタイム中に痛みを感じるケースもある

糸リフトは、麻酔を使用するため、施術中に痛みを感じることはありませんが、ダウンタイム中は痛み、内出血、腫れなどが生じます。
痛みが気になる方は痛み止めを処方してもらい服用してください。糸がなじむと痛みはなくなりますが、1ヶ月過ぎても痛む場合は、早めに治療をしたクリニックに相談しましょう。

まとめ

糸リフトはこめかみ辺りから針で糸を挿入して、たるみを引き上げる治療です。どのように治療を行うか気になる方は、このコラムを参考にカウンセリングを受けてみてください。
TCB東京中央美容外科では、3種類の糸リフトの治療をご用意し、患者様の目的や肌の状態に合わせて最適な治療を提案いたします。
糸リフトの治療法やダウンタイムの症状について不安な方は、まずは無料カウンセリングにお越しください。