ハイフで将来たるむ?リスクや向いていない人の特徴、注意点を紹介

2025/05/14 公開

2025/05/14 更新

ハイフ(HIFU)は、たるみを改善させる施術として人気ですが、将来たるむ、老ける、がんになるなどの噂があり、不安を感じる方も少なくありません。適切に施術を受けるとたるみ改善に効果がある一方で、肌質や体質によっては注意が必要なケースもあります。
このコラムでは、ハイフで将来どのような影響がでるのか、控えたほうがよい方やおすすめの方などを紹介します。ハイフを検討中の方は、ぜひご覧ください。

医療ハイフによる将来的な影響

ハイフによる将来への影響としてあげられるのは、以下の3点です。体質によっては、注意すべき内容も含まれるため、ご自身の状況と照らし合わせてみてください。

  • たるむ
  • 老ける
  • がんになる

たるむ

ハイフによって将来たるみが生じるという医学的な根拠はありません。しかし、ハイフには向き不向きがあり、適していない方が受けると将来たるみが悪化するケースも考えられます。
ハイフは、真皮層、脂肪層、SMAS層にアプローチできる施術ですが、脂肪が極端に少ない方が脂肪層に照射を受けると、頬がコケたりたるみが生じたりするリスクがあります。また、頻繁な照射も将来のたるみに繋がる場合があるため、適切な施術方法と照射間隔を判断してくれるクリニックを選びましょう。

老ける

顔に脂肪が少ない方がハイフを受けると、老けた印象を与える場合があります。頬には一定の脂肪があると若々しく見えますが、ハイフによって脂肪細胞が分解されると頬がコケて、顔の陰影が目立ちやつれた印象となるためです。
将来たるまないようにする対策と同様に、適切な施術を提案してくれるクリニック選びをしてください。

がんになる

ハイフによる発がんリスクは現在のところ報告されておらず、医学的根拠はありません。もともとハイフは前立腺がん治療を目的として活用されていた施術であるため、将来がんになると心配する必要はないと考えられます。

医療ハイフを控えたほうがよい方

ハイフは主にたるみを解消させたり、脂肪細胞を破壊したりする施術です。ただし、誰にでも適応するわけでなく、控えたほうがよい方もいます。

  • たるみが重度の方
  • 脂肪が少ない方
  • 金の糸が入っている方
  • 日焼けをしている方
  • 20代以下の方

たるみが重度の方

ハイフはSMAS層に直接アプローチしてたるみを引き上げる施術ですが、たるみの症状が重度の場合は、効果が出にくい可能性があります。ハイフだけではたるみの改善が困難な場合、物理的に皮膚を引き上げる糸リフトやフェイスリフトなどが適しているケースもあるため、クリニックのカウンセリングで相談してください。

TCB小顔リフト(糸リフト・スレッドリフト)
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フェイスリフト・ミニフェイスリフト
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脂肪が少ない方

ハイフを脂肪層に照射すると、脂肪細胞が破壊・分解され、老廃物として排出されるため痩身効果も期待できます。ただし、もともと脂肪が少ない方が施術を受けると、頬がコケて老けて見える場合があります。

金の糸が入っている方

顔に金の糸が入っている方は、ハイフによって糸が熱を帯びてやけどの原因となる場合があるため、施術ができません。一般的な糸リフトで使用される糸であれば問題ないケースがほとんどですが、念のため医師に申告してください。また、医療機器を埋め込んでいる方も施術ができないため、注意が必要です。

日焼けをしている方

日焼けした皮膚は炎症が起きて乾燥しており、ハイフによって炎症の悪化や色素沈着を招く恐れがあります。過度に日焼けしている方はハイフを受けられないため、施術前に長時間外で過ごす予定がある方は注意し、日々の日焼け対策をしっかりと行いましょう。

20代以下の方

20代以下の方で将来のたるみ対策のためにハイフを検討する方もいますが、現在たるみがほとんどない状態であれば適応外になる場合があります。脂肪層へのアプローチは可能ですが、それ以外の効果はほとんど実感できない可能性が高いです。

医療ハイフがおすすめの方

ハイフは以下のような方におすすめの施術です。

  • 軽度~中等度のたるみが気になる方
  • 負担の少ない施術を受けたい方
  • ダウンタイムを軽減したい方

軽度~中等度のたるみが気になる方

ハイフは、頬のたるみやほうれい線、フェイスラインのもたつきなどが気になり始める30~40代の方に適しています。ただし、たるみが生じてから長年放置すると症状が重くなり、ハイフでは対応しきれなくなるため、早めの施術がおすすめです。

負担の少ない施術を受けたい方

たるみを改善する方法として、ハイフの他にも糸リフトやフェイスリフトなどがありますが、メスを使用した皮膚の切開や、糸の挿入が必要になります。ハイフは、皮膚表面を傷つけずに真皮層からSMAS層に直接アプローチできるため、身体への負担を抑えられる施術です。

ダウンタイムを軽減したい方

ハイフは、皮膚を切開しないため、ダウンタイムが短く副作用も軽度です。赤みや熱感、内出血などが生じる場合もありますが、時間の経過とともに治まります。また、施術直後からメイクが可能となるため、ダウンタイムの症状が出ても隠せる点もメリットです。

医療ハイフを受ける際に気をつけること

ハイフを受ける際は、以下のポイントに気を付けましょう。

  • 機械や予算の確認
  • クリニック選び
  • 適切なアフターケア

機械や予算の確認

ハイフにはさまざまな機械があり、それぞれ特徴や痛みの度合い、ダウンタイムが異なる場合があります。事前に情報収集をしっかりと行い、ご自身に合った機械を選ぶとよいでしょう。また、自由診療となるためクリニックによって価格もさまざまです。希望の施術が予算内で受けられるか確認が必要です。

クリニック選び

一人ひとりの症状に適した施術が行われていないと、頬がコケたり、老けた印象になったりする可能性があります。症例写真や口コミを確認し、医師の技術力が高いクリニックを選んでください。さらに、カウンセリングが丁寧な点もクリニック選びには重要なため、不安なことは事前に確認しておくと安心です。

適切なアフターケア

ハイフは、施術後の適切なアフターケアによってトラブルを防止できます。施術後の肌は敏感な状態のため、紫外線対策や保湿をしっかりと行い、ダメージが加わらないよう気をつけてください。

まとめ

ハイフによる将来への影響は、医師がしっかりと適応を判断すれば解消できます。事前の情報収集やクリニック選び、アフターケアを丁寧に行い、トラブルを防ぎましょう。
TCB東京中央美容外科では、患者様のお顔の状態を確認し、丁寧なカウンセリングを実施しています。不安や疑問は施術前に解消できる環境を整えているため、まずは無料カウンセリングにお越しください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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