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2021/04/22 公開
2024/11/19 更新
糸リフト(スレッドリフト)は、切らないリフトアップ治療として非常に人気の高い施術です。多くの美容外科で受けることのできる施術ですが、糸リフト(スレッドリフト)のページを見てみると、同じ糸リフトでも美容クリニックごとに施術名が異なるため、違いがよくわからないのではないかと思います。
糸リフト(スレッドリフト)で失敗しないために、糸リフトの違いと選び方、種類別のダウンタイムについてご紹介します。
糸リフト(スレッドリフト)とは、目元や頬、フェイスラインなど、たるみの気になる箇所に医療用の糸(スレッド)を挿入し、リフトアップすることで顔を引き締める、切らない小顔治療です。
糸を皮下組織に挿入するときの刺激で、コラーゲン生成が促され、肌のハリ感のアップにも繋がります。
糸リフト(スレッドリフト)の主な違いとしては、リフトアップに使用している糸の種類の違いです。使用している糸によって、効果の持続期間や皮膚を持ち上げる力も変わってきます。糸に使われている素材と、その特徴についてご紹介します。
PDO(ポリジオキサノン)の糸は、手術の縫合にも用いられる安全性の高い溶ける糸です。糸の強度、リフトアップ力ともに中程度で、糸リフトの中ではもっとも一般的な糸といえます。挿入後1年から1年半ほど皮下に残ってリフトアップ効果を発揮し、徐々に吸収されていきます。PDO(ポリジオキサノン)を使った糸リフト(スレッドリフト)は、ショッピングスレッド、ウルトラVリフト、ファインリフト、N-COGリフトなどの施術名で呼ばれます。
個人差はありますが、内出血をともなう腫れが1~2週間程度続く場合があります。数日間、ツッパリ感や引きつれ感を感じる場合がありますが、徐々に気にならなくなります。
PP(ポリプロピレン)の糸は、POD(ポリジオキサノン)と同様に手術の縫合糸として用いられますが、非吸収性で溶けない糸です。長期間にわたり、引き上げ効果が持続するというメリットがありますが、伸縮性がないため違和感を強く感じる場合があります。PP(ポリプロピレン)を使った糸リフト(スレッドリフト)は、シルエットリフト、アプトス、フェザーリフト、ミラクルリフトなどの施術名で呼ばれます。
腫れや浮腫み、内出血が起きる場合がありますが、2週間程度で落ち着きます。口を大きく開けたり、物を噛んだりしたときに、痛みがある場合がありますが、1ヶ月程度で消失します。
PCL(ポリカプロラクトン)は、柔軟性のある糸で柔らかく、体内へゆっくり吸収されるのが特徴です。持続期間は2年から3年と、フェイスリフトで使われる溶ける糸の中では、もっとも長期間リフトアップ効果を発揮します。施術後の痛みもほとんどありません。PCL(ポリカプロラクトン)を使った糸リフト(スレッドリフト)は、VOVリフトなどの施術名で呼ばれます。
腫れや内出血もほとんどなく、出たとしてもメイクで隠せる程度で、3日ほどで消失します。糸を挿入した箇所を押すと痛むことがありますが、2週間程度でおさまります。
PLA/PLLA(ポリ乳酸)は、他の糸に比べるとやや硬いのが特徴です。アメリカFDA(食品医薬品局)で承認を受けていて、植物を原料とした安全性の高い糸です。ポリ乳酸がコラーゲンの増生を促進し、約2年で体内に吸収されていきます。PLA/PLLA(ポリ乳酸)を使った糸リフト(スレッドリフト)は、Zリフト、コラーゲンリフトなどの施術名で呼ばれます。
ダウンタイムはほとんどありません。腫れや内出血、一時的な引きつれが起きる場合がありますが、1週間程度で解消されます。
TCBの糸リフト(スレッドリフト)は、TCB小顔リフトとTCB式小顔美肌再生の2種類があります。
TCB小顔リフトは、PDO(ポリジオキサノン)を素材とした糸リフト(スレッドリフト)です。従来の糸に比べて1/2という細さで、独自のリフトアップ技術により持続効果を高め、たるみやしわの改善だけでなくコラーゲン増生により、肌のハリツヤを取り戻すことができます。
TCB小顔美肌再生は、患者様のお肌のたるみ具合やリフトアップ効果のニーズにあわせて、溶ける糸(ソフト)と溶けない糸(ストロング)をお選びいただける糸リフトです。
溶ける糸(ソフト)は、PCL(ポリカプロラクトン)とPLLA(ポリ乳酸)の2種混合タイプの糸を使って施術を行います。2つの素材の良いところをあわせることで、溶ける糸の問題点を改善し、柔軟性と持続力を兼ね備えた、リフトアップ力の高い糸リフト(スレッドリフト)になっています。
溶けない糸(ストロング)は、シリコンとポリエステル素材の糸で、たるみの気になる箇所を強力に引き上げることができます。従来の溶けない糸では、引き上げ力の強さから引きつれ感を感じることがありましたが、糸に伸縮性と柔軟性を持たせることで、表情にあわせた糸の動きが自然な仕上がりとリフトアップを可能にしました。
糸リフト(スレッドリフト)の失敗例としては、「施術後に糸を入れた箇所に凹凸ができてしまった」、「強く引っ張られ顔が引きつってしまった」、「あまり効果を得られなかった」、などが挙げられます。
糸リフト(スレッドリフト)は、糸についているコーンやコグ(突起)を顔の皮下組織にひっかけて、持ち上げることでリフトアップさせます。しかし、たるみの具合や脂肪の量に見合った強度の糸や本数にしないと、上記のような失敗へとつながってしまいます。糸の性質や持続時間などを考慮して、自身にあった糸を選ぶことが大切です。また、担当医師とのイメージ共有をしっかり行うことで、理想的なたるみ改善、しわ改善につながります。
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