受付時間外のため、現在電話での予約はできません。
- 電話予約受付時間
- 9:00~23:00
- 診療時間
- 10:00~19:00(不定休)
- ※一部クリニックは異なります。
お手数おかけしますが、LINEもしくはWEBからのご予約をお願いいたします。
2025/05/15 公開
2025/05/15 更新
横から顔を見たときに、あごがない、口元が出ているなどと感じる方は、アデノイド顔貌の可能性があります。見た目に影響するだけではなく、健康面へも悪影響を及ぼす可能性があるため、治療したいと考える方も少なくありません。
このコラムでは、アデノイド顔貌の特徴や原因、治療方法、予防方法を紹介します。
アデノイド顔貌を治したいと考えている方や、子供の将来のために知りたいと考えている方はぜひご覧ください。
アデノイド顔貌とは、鼻の奥や喉の上部にかけて位置するアデノイド(咽頭扁桃)が肥大している方に見られる顔の特徴で、横から見たときにあごがない状態です。他にもいくつかの特徴があります。
アデノイド顔貌には、以下5つの特徴があります。
美しい横顔といわれるEラインは、鼻先・口元・あごが一直線に並んでいる状態ですが、アデノイド顔貌の方はあごが引っ込んでいてフェイスラインが崩れているのが特徴です。
アデノイドとは咽頭扁桃のことで、鼻の一番奥と喉の間の上咽頭にあるリンパ組織のかたまりです。細菌やウイルスなどの侵入を防ぐ役割がありますが、アデノイドが肥大するとアデノイド顔貌になってしまう場合があります。
原因として、日常的な口呼吸があげられます。口呼吸が続くと、成長するにつれてアデノイドが肥大して顔の輪郭が変化してしまうため危険です。
また、鼻炎や指しゃぶりなども口呼吸の原因となり、結果的にアデノイドを肥大させる場合があります。
アデノイド顔貌と似ている症状に口ゴボがあり、以下のような違いがあります。
どちらもEラインが崩れる原因となり、横から見たときに気になる方が多いです。アデノイドの肥大が原因のアデノイド顔貌に対して、口ゴボはあごの前突や歯の不正咬合が主な原因です。
アデノイド顔貌を放置していると、以下のようなリスクがあります。
アデノイドが肥大していると口呼吸になりやすく、鼻からの気道が狭くなるため寝ている時にいびきをかく原因となります。また、いびきと同様に睡眠時無呼吸症候群にも注意が必要です。睡眠中に呼吸が止まったり、浅くなったりして日常生活に支障をきたすだけではなく、身体が低酸素状態になる可能性もあります。
アデノイド顔貌の放置によって、鼓膜の奥に水が溜まりやすくなり中耳炎になるリスクがあり、酷くなると難聴になってしまう可能性があります。アデノイドが肥大している方は風邪をひくと中耳炎になりやすいため、早めに耳鼻科で受診することが大切です。
アデノイドが肥大しているために口呼吸が多くなると、口の中が乾燥し、雑菌が繁殖しやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、口呼吸は口臭の原因になるケースもあるため、注意が必要です。
アデノイドが肥大しているとあごの成長が阻害され、将来的に歯並びが悪くなる可能性があります。歯並びの悪さはコンプレックスにつながるだけではなく、虫歯や歯周病のリスクも高め、さまざまな悪影響を及ぼします。
アデノイド顔貌を治すには、以下4つの方法があります。
アデノイド顔貌の治療方法として、歯列矯正があげられます。マウスピースやワイヤーなどを用いて歯列矯正をすると、アデノイド顔貌の改善が期待できます。ただし、骨格を改善する必要がある場合は、外科的治療を用いた歯列矯正が必要になるケースもあります。
歯列矯正でアデノイド顔貌を改善したい方は、まず歯科医院でカウンセリングを受けることをおすすめします。
あごプロテーゼは、人工の軟骨に近いシリコン素材のプロテーゼによってあごの形を整える手術です。患者様のあごの形に合わせてオーダーメイドでプロテーゼを形成し、下唇の内側から挿入します。外側に傷が残らないため、手術跡が気にならない特徴があります。手術時間は30分程度で、身体に負担がかかりにくい手術です。
あごのヒアルロン酸注射は、あご先にヒアルロン酸を注入して輪郭を立体的に整える施術です。10分程度で施術が完了し、注射の治療となるため負担を感じにくいのが特徴です。適切な注入量を見極めて注入するため、顔が大きくなる心配はなく、あご先がシャープになってEラインが整います。
3D Eラインは、あごに糸を挿入して前方に引き上げ、ボリュームを出してEラインを整形する施術です。切開せずに糸のみで立体感のある顎を作るためダウンタイムも2〜3日程で、身体への負担が少ない特徴があります。外科手術で使われている白ナイロン製の溶けない糸を使用するため、安全性や耐久性に優れており、効果は半永久的です。プロテーゼや外科手術に抵抗があるけど、Eラインを整えたいと考えている方におすすめです。
アデノイド顔貌を予防するためには、以下3つの方法が効果的です。
MFTとは、口腔筋機能療法のことで、口腔周囲筋の機能を改善するためのトレーニングです。舌の正しい位置を覚えたうえで、口腔周囲の筋肉をどのように使用するべきか意識し、習慣化します。子どもの歯列矯正とともに行われる場合が多いですが、成人にもある程度の効果があるとされているトレーニングです。
アデノイド顔貌の原因が鼻づまりである場合、耳鼻咽喉科で鼻づまりの原因を特定し、解消する必要があります。鼻づまりが解消されて鼻呼吸が習慣になることで、アデノイド顔貌になるリスクを抑えられます。
あいうべ体操とは、口呼吸を鼻呼吸に改善する体操です。「あ」「い」「う」「べ」としっかりと発音する動作を5〜10回繰り返し、鼻呼吸を改善させます。
横から見たときにあごがないとお悩みの方は、アデノイドが肥大して発生するアデノイド顔貌である可能性があります。アデノイド顔貌は、放置するとさまざまなリスクが生じるため、早めの改善が重要です。
TCB東京中央美容外科では、アデノイド顔貌に対して効果のある施術をご用意しています。患者様のご希望や症状に合わせてカウンセリングでご提案するため、まずは無料カウンセリングにお越しください。
天然美人メーカーとして、元から美人であるかのような違和感のない自然な仕上がりを得意としております。
昨日よりも今日が幸せなあなたであるように、お手伝いできる美容外科医を心がけています。