顔のもたつきの原因は?効果的な治療とセルフケアで軽減する方法を紹介

2025/08/08 公開

2025/08/08 更新

加齢とともに、顔がもたついている気がする、フェイスラインがはっきりしていないなどのお悩みを抱える方は少なくありません。特に40代を過ぎると、顔のもたつきによって理想の状態を保てなくなる場合があります。
このコラムでは、顔のもたつきの原因や効果的な美容医療、セルフケアで軽減する方法について紹介します。フェイスラインをシャープに保ちたい方は、ぜひご覧ください。

顔のもたつきの原因

顔がもたつく原因として、以下の4つが考えられます。

  • たるみ
  • むくみ
  • 肥満
  • 骨密度の減少

たるみ

フェイスラインがもたつく原因として、表情筋の衰えによるたるみがあげられます。表情筋は、顔や頭、首にかけて存在する、表情を形成する筋肉です。人と話す機会の減少や体力の低下などにより衰え、皮膚を支えきれなくなるとたるみが現れます。

むくみ

塩分や水分の摂りすぎ、飲酒をした翌日などに顔がむくんでフェイスラインがもたつく場合があります。むくみは生理前にも発生する可能性がありますが、常に顔がむくんでいると感じる方は、疾患が原因である可能性も考えられるため、ご注意ください。

肥満

食べ過ぎや運動不足によって肥満になると、顔にも脂肪がついてしまいます。脂肪の重みで顔の皮膚が垂れ下がると、フェイスラインがもたつく原因となり、顔と首のラインが曖昧になります。

骨密度の減少

骨密度が減少すると骨が弱くなり、身長が縮む場合があります。骨密度の減少による影響は身体だけではなく、顔にも生じます。筋肉や脂肪、皮膚を支えられなくなり、たるみが発生すると、顔のもたつきの原因になります。骨密度は老化だけではなく、過度なダイエットや病気によって減少する場合もあるため、注意が必要です。

顔のもたつきに効果的な治療

顔のもたつきに効果的な治療は、以下の5つです。

  • 医療ハイフ(HIFU)
  • 糸リフト
  • 脂肪溶解注射
  • フェイスリフト
  • ボトックス注射

医療ハイフ(HIFU)

医療ハイフは、高密度焦点式超音波を使用してしわやたるみを改善する施術です。熱ダメージを与えた皮膚の組織が創傷治癒力によって修復する際に、コラーゲンが生成され、肌を引き締める効果があります。切開せずにたるみを改善できるため、皮膚表面へのダメージを抑えられる特徴があります。

医療ハイフ(HIFU)の施術ページはこちら

糸リフト

糸リフトは、フェイスラインのもたつきが気になる箇所に医療用の糸を挿入し、肌を引き上げる施術です。フェイスラインが整うだけではなく、ほうれい線やマリオネットラインなども改善できます。カニューレと呼ばれる先端が丸い特殊な針で糸を挿入するため、切るフェイスリフトに抵抗がある方におすすめです。

糸リフト(スレッドリフト)の施術ページはこちら

脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は、脂肪によって顔がもたついている方におすすめの施術です。注射で脂肪細胞を溶解する薬剤を注入し、老廃物として体外に排出します。フェイスラインやあご下、口角などに注射すると、顔のもたつきを解消できます。

脂肪溶解注射の施術ページはこちら

フェイスリフト

フェイスリフトは、顔を切開して皮下組織を剥離し、皮下組織からしっかりとリフトアップさせて縫合する手術です。手術直後は引き上げのテンションが高く、違和感が生じる可能性もありますが、3ヶ月程度で落ち着きます。

フェイスリフト・ミニフェイスリフトの施術ページはこちら

ボトックス注射

筋肉の発達によりエラが張って顔がもたついている方には、ボトックス注射がおすすめです。エラ張りの原因である筋肉にボトックスを注射して筋肉を萎縮させます。注射による治療のため、施術時間やダウンタイムが短いのが特徴です。

エラのボトックス小顔注射の施術ページはこちら

顔のもたつきを軽減するセルフケア

ほうれい線が目立つ、口角が下がっているなど、顔回りのもたつきが気になる方は、日常で実践できるセルフケアもおすすめです。セルフケアで軽減するには、以下のような方法があります。

  • 顔のマッサージ
  • 表情筋トレーニング
  • 保湿と紫外線対策
  • 栄養バランスのよい食事
  • 質の高い睡眠

顔のマッサージ

血行やリンパの流れをよくするために、マッサージクリームやオイルを使用して顔全体をマッサージすると老廃物を排出しやすくなります。
まず、鎖骨に沿って2本指で内側から外側にかけてリンパを5回流します。次に、指2本でエラの後ろにある耳下腺を10回まわします。耳の後ろから鎖骨に向かってしっかりとリンパを5回流したら、おでこを下から上に向かって10回引き上げ、おでこからこめかみに向かってリンパを5回流します。最後にフェイスラインに沿って首筋に向けてリンパを5回流します。
入浴時や寝る前などのリラックスした状態のときに行うのがおすすめです。強い力でマッサージをすると、もたつきの悪化につながる可能性もあるため、力の入れ方にはご注意ください。

表情筋トレーニング

表情筋は、口周りと目周りを鍛えるのがおすすめです。口周りのもたつきが気になる方は、「あいうえお」と大きく口を開けながらそれぞれの状態で5秒間キープし、意識的に表情筋を動かしてください。
目周りのトレーニングは、ゆっくりと上まぶたをおろして下まぶたにギリギリついた状態にして、そのまま5秒間キープ後にゆっくりとまぶたを開けます。
やりすぎに注意して1日3セット程度の実践をおすすめします。

保湿と紫外線対策

顔が乾燥していると、ハリや弾力が低下してもたつきを悪化させる原因になります。朝晩はスキンケアをしっかりと行い、保湿対策を心がけてください。
また、紫外線は皮膚の線維芽細胞にダメージを与え、コラーゲンやエラスチンの生成を阻害します。日焼け止めや帽子、日傘などでしっかりと紫外線対策を行ってください。

栄養バランスのよい食事

脂肪の蓄積や、骨密度の減少を防止するには、栄養バランスのよい食事を心がけてください。特に、ビタミン類やタンパク質、カルシウムなどをしっかりと摂取し、健康な肌を保ちましょう。ダイエット中でも糖質を抑えすぎてしまうと肌荒れや栄養不足の原因となるため、過度なダイエットは控えてください。

質の高い睡眠

睡眠は成長ホルモンの分泌による健康的な肌作りに欠かせません。寝る前にアルコールやカフェインを摂取する習慣がある方は、睡眠の質を低下させる可能性があるため注意が必要です。また、スマホの画面を見るのも睡眠の質を低下させる場合があるため、就寝2時間前にはスマホを触らないよう心がけてください。

まとめ

顔のもたつきにはたるみやむくみ、肥満、骨密度の減少などのさまざまな原因があります。セルフケアで軽減する方法もありますが、美容クリニックで適切な治療を受けることで、より理想の状態に近づけます。
TCB東京中央美容外科では、患者様のお悩みや状態によって適した施術をご用意しています。組み合わせ施術が可能なケースもあるため、顔のもたつきにお悩みの方はぜひ無料カウンセリングまでお越しください。

このQAを監修したドクター

鎌田 紀美子

銀座有楽町院 院長

鎌田 紀美子

天然美人メーカーとして、元から美人であるかのような違和感のない自然な仕上がりを得意としております。
昨日よりも今日が幸せなあなたであるように、お手伝いできる美容外科医を心がけています。

経歴
1998年
神戸大学法学部 卒業
2013年
東海大学医学部 卒業
2013年
板橋区医師会病院 形成外科
2013年
日本大学附属病院 麻酔科
2015年
品川美容外科 品川本院 部長
2017年
銀座国際美容外科池袋院 院長
2018年
銀座TAクリニック 院長
2021年
東京中央美容外科 八王子院 院長
2022年
東京中央美容外科 六本木院 院長
2024年
東京中央美容外科 銀座有楽町院 院長
備考
日本美容外科学会(JSAS) 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本静脈学会 会員
日本美容医療学会(JAPSA) 会員

関連したご質問

全国のTCBを探す

  • 都内
  • 関東
  • 北海道
  • 東北
  • 中部
  • 関西
  • 中国・四国
  • 九州・沖縄
  • Web予約をする
  • LINE相談・予約

電話予約受付時間:9:00~23:00 
診療時間:9:00~19:00(不定休)
※一部クリニックは異なります。
LINE相談・Web予約24時間受付中

公式SNS
 X
LINE