ヒアルロン酸とは?効果や治療法などを詳しく解説

2024/08/23 公開

2024/11/11 更新

ヒアルロン酸とは?効果や治療法などを詳しく解説

ヒアルロン酸はもともと体内に存在しており、美容医療やスキンケアでも多く使われている成分です。ヒアルロン酸は年齢とともに減少していきますが、美容医療の1つとしてヒアルロン酸を注入することで、高さ出し・凹みの形成やしわ軽減の効果が期待できます。このコラムでは、ヒアルロン酸の成分やヒアルロン酸注入の効果、実際の症例写真をご紹介します。

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸とは、皮膚や軟骨、眼の角膜などの体内に多く含まれるゼリー状の物質です。わずか1グラムのヒアルロン酸で6リットル程度の水を保持できる高い保水力があり、肌の潤いを保つために欠かせない成分です。美容と健康をサポートする成分として、医薬品や化粧品などに幅広く使用されています。

ヒアルロン酸の成分

ヒアルロン酸は「ムコ多糖」と呼ばれる糖質の一種です。ムコ多糖は、細胞に栄養を届けるとともに老廃物を細胞の外へ運び出す役割を担っています。体内にあるヒアルロン酸の約50パーセントは皮膚に存在しており、肌の潤いや弾力を保ちます。ヒアルロン酸注入で使用する製剤は分子の大きさ・濃度・化学構造の違いによってさまざまな種類があり、 部位ごとに使用する製剤を変えることでよりきれいな仕上がりと長期的な効果が期待できます。

ヒアルロン酸の役割

ヒアルロン酸は、体内で以下のような役割を果たしています。

  • 皮膚

    真皮層に多く含まれ、水分を保持し皮膚表面の潤いと弾力を保っています。

  • 関節

    関節液や関節軟骨に豊富に含まれ、潤滑作用(骨と骨の間の滑りをよくする)や緩衝作用(クッションとしての役割)を担い関節の動きをサポートしています。

  • 硝子体に多く存在し、緩衝作用や目の形を保つ働きをしています。

ヒアルロン酸が減る原因

ヒアルロン酸は、加齢や紫外線の影響により細胞の活動が衰え、生成量が少なくなっていきます。体内に存在するヒアルロン酸の量は、20代前半をピークに減り始め、40代になると減少がさらに加速するため、定期的に補うことがおすすめです。

ヒアルロン酸注射の主な効果

ヒアルロン酸注射の主な効果

ヒアルロン酸を含む化粧品やサプリメントは数多くありますが、美容医療としてヒアルロン酸注入があります。ヒアルロン酸注入は即効性があり、術後の変化を実感しやすい点が特徴です。
以下3つの効果が期待できます。

  • 形をつくる
  • しわの軽減
  • ハリをだす

形をつくる

ヒアルロン酸注入では、「涙袋」「唇」など柔らかい部位のボリュームアップや、「鼻」「おでこ」など硬い部位の高さ出し・形成が可能です。それぞれの部位にあった薬剤の使用が重要です。

しわの軽減

しわが気になる部位に注入することで表皮が内側から押し上げられて肌の弾力が増し、しわが軽減します。ほうれい線や眉間などの表情をつくると目立ってしまう部位に効果的で、 しわのお悩みを早期に改善したい方におすすめです。

ハリをだす

肌の保水力が上がりハリがでるため、弾力のある若々しい肌を目指せます。エイジングケアとしても人気な治療です。

ヒアルロン酸注射の治療法

ヒアルロン酸はもともと体内にある物質であり、注入後は徐々に分解、吸収されていくため副作用のリスクが低い点も特徴です。部位ごとに注入の深さや使用する針の種類、注入量なども調整し注入しています。気になる部位へヒアルロン酸を注入し、理想の見た目を手に入れましょう。

ヒアルロン酸の注射部位

ヒアルロン酸の注射部位

ヒアルロン酸を注入できる主な部位は、以下の通りです。

  • ほうれい線
  • 涙袋
  • おでこ
  • 目の下

さらにTCB東京中央美容外科では、マリオネットラインや顎、ゴルゴ線、眉間などにも注入可能です。しわやほうれい線を改善するエイジングケアに加えて、涙袋や唇にボリュームを出したり、鼻の形を整えたりする治療も提供しています。

治療時間とダウンタイム

部位にもよりますが、10分程度でヒアルロン酸の注入が可能です。
ダウンタイムは、ごく稀に針を刺した場所に腫れや内出血を伴う場合があり、メイクで隠せる範囲で2週間程度で消失します。注入直後は触るとやや硬さを感じる場合がありますが、徐々になじんで硬さがなくなっていきます。効果の持続期間は数ヵ月から2年程度で、使用するヒアルロン酸の種類により異なります。

ヒアルロン酸注射の症例写真

  • BEFORE ヒアルロン酸注射の症例写真(おでこ・こめかみ)before
  • AFTER ヒアルロン酸注射の症例写真(おでこ・こめかみ)after
施術名:
おでこ・こめかみのデザイン注射(ヒアルロン酸)
施術の説明:
おでこ(額)、こめかみの中心部などにヒアルロン酸を注入しシワを解消する施術です。
施術の副作用(リスク):
腫れ・痛み・内出血:3日~1週間程度
まれに起こる副作用(リスク):
熱感・感染症・むくみなど
施術の価格:
1cc 19,200円(税込) ~

監修医:梅田大阪駅前院 院長 寺西 宏王

  • BEFORE ヒアルロン酸注射の症例写真(ほうれい線)before
  • AFTER ヒアルロン酸注射の症例写真(ほうれい線)after
施術名:
ほうれい線のヒアルロン酸注射
施術の説明:
口元にヒアルロン酸を注入し、しわを解消する施術です。
施術の副作用(リスク):
腫れ・痛み・内出血:3日~1週間程度
まれに起こる副作用(リスク):
熱感・感染症・むくみなど
施術の価格:
1cc 8,960円(税込) ~

監修医:梅田大阪駅前院 院長 寺西 宏王

  • BEFORE ヒアルロン酸注射の症例写真(涙袋形成)before
  • AFTER ヒアルロン酸注射の症例写真(涙袋形成)after
施術名:
涙袋形成(ヒアルロン酸注射)
施術の説明:
目の下にヒアルロン酸を注入し、涙袋を形成する施術です。
施術の副作用(リスク):
腫れ・痛み・内出血:3日~1週間程度
まれに起こる副作用(リスク):
熱感・感染症・むくみ・左右差など
施術の価格:
1cc 19,200円(税込) ~

監修医:梅田大阪駅前院 院長 寺西 宏王

まとめ

ヒアルロン酸は高い保水力を持ち、肌の潤いを保つために重要な成分です。加齢とともに減少していくため注入で補い、若々しくハリのある肌を保ちましょう。ヒアルロン酸注入は即効性があり肌のハリや弾力を回復させ、しわやほうれい線などのお悩みを改善します。また、涙袋や額の形成もでき、ダウンタイムが少ないため早期に自然な仕上がりを求める方に非常に人気があります。TCBは、患者様一人ひとりのお肌の状態を丁寧に診察し、お悩みに適した治療をご提案します。相談だけでも構いませんので、お気軽にご来院ください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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