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2025/03/13 公開
2025/03/21 更新
顔のしわやたるみに悩んだ際に、ヒアルロン酸注射とボトックス注射のどちらを受けるべきか迷う方は少なくありません。しわやたるみの原因は1つではなく、お悩みに適した治療を選ぶ必要があります。ヒアルロン酸注射とボトックス注射は肌悩みへのアプローチが異なるため、適切な治療を選んで理想のお顔を目指しましょう。このコラムでは、ヒアルロン酸注射とボトックス注射それぞれの特徴と違い、選び方について詳しく紹介します。
ヒアルロン酸とは、ムコ多糖という糖の1種で、体内にもともと存在している保水成分です。真皮に多く含まれていて、水分を蓄えて肌のハリや潤いを保つ役割があります。しかし、加齢とともに体内のヒアルロン酸は減少するため、皮下組織のボリュームが低下してハリや潤いが失われてしまいます。ヒアルロン酸を外部から注入することで、減少したボリュームを補い、肌のハリや弾力の改善に効果的です。
ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出したA型ボツリヌス毒素というタンパク質を加工した医薬品です。毒素といっても天然のタンパク質から作られており、人体に影響のないよう調整されています。
ボツリヌス毒素はアセチルコリンという神経伝達物質の放出を抑える作用があり、注射することで筋肉をリラックスさせる効果があります。表情筋の過剰な働きによって生じたしわや、咬筋の発達によるエラ張りに効果的です。また、食いしばりや多汗症、ガミースマイルなどの改善も期待できます。
ヒアルロン酸とボトックスは、肌悩みへのアプローチ方法が異なります。ヒアルロン酸注射は、製剤を皮下に注入してボリュームを補い、肌のハリを改善します。表情を動かしていない時に目立つしわには、ヒアルロン酸注射がおすすめです。
ボトックスは筋肉に働きかけるため、過剰に発達した筋肉に注入して弛緩させることが可能です。表情筋の収縮によるしわの改善に効果的で、眉間のしわや目尻のしわなどにはボトックス注射が適しています。
ヒアルロン酸注射もボトックス注射も、効果は永続しないため、効果を維持したい場合は定期的な再注入が必要になります。ヒアルロン酸は注入部位や製剤によって異なりますが、一般的に4ヶ月から2年程度効果が続きます。ボトックスも注入部位による差はありますが、3ヶ月から6ヶ月程度が持続期間の目安になります。どちらも再注入の頻度は個人差があり、医師への相談が必要です。
ヒアルロン酸 | ボトックス | |
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成分 | ムコ多糖の一種の保水成分 | ボツリヌス毒素 |
効果 | 皮下に注入してボリュームを補う | 筋肉に注入して過剰な働きを抑制する |
適応 |
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治療時間 | 5~20分程度 | 5~10分程度 |
持続期間 | 4ヶ月~2年程度 | 3~6ヶ月程度 |
ヒアルロン酸注射とボトックス注射は肌悩みへのアプローチが異なるため、目的に応じて適切に選ぶ必要があります。表情を動かしていない状態で目立つしわにはヒアルロン酸注射がおすすめです。ボトックス注射は筋肉へ働きかける作用があるため、表情ジワの改善に向いています。TCB東京中央美容外科では、患者様ひとり一人のご希望と体質に合わせて、ヒアルロン酸注射やボトックス注射による治療をご提案しています。詳しくは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。
TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】