ヒアルロン酸が定着するまでの期間はどのくらい?効果を持続させる方法もご紹介!

2025/03/17 公開

2025/03/21 更新

ヒアルロン酸が定着するまでの期間はどのくらい?効果を持続させる方法もご紹介!

ヒアルロン酸注射は顔や身体のお悩みを手軽に改善できる人気の治療ですが、ヒアルロン酸が定着するまでの期間や、効果を長持ちさせるための方法を知らない方も多いのではないでしょうか。ヒアルロン酸注射には、額や眉間などのしわ改善、目の下のクマやこめかみの凹み改善、ほうれい線の緩和、頬のボリュームアップなどの効果があり、定着するまでのダウンタイムも短くおすすめの美容医療です。このコラムでは、ヒアルロン酸が定着するまでの期間や効果を持続させる方法、ヒアルロン酸注射後に馴染まなかった場合の対処法について詳しく解説します。

ヒアルロン酸が定着するまでの期間

ヒアルロン酸が定着するまでの期間

ヒアルロン酸は注入後すぐに効果は実感できますが、完全に定着するまでの期間は1~2週間程度です。定着する期間は治療部位や肌質により個人差があります。術後に腫れや赤みが生じる場合もありますが、徐々に腫れが引いて効果が安定し、最終的な見た目を確認できるようになります。

ヒアルロン酸が定着するまでの経過

ヒアルロン酸注射を行うと、ダウンタイムとして腫れや赤み、内出血などの症状が強く現れる場合があります。ヒアルロン酸が馴染むまでの期間は、触れると硬さを感じる方もいますが、時間とともに柔らかくなり定着していくため、1~2週間は様子を見ましょう。
塩分の高い食事や飲酒は、むくみやダウンタイムの症状が強くなり、定着するのに時間がかかってしまう可能性があるため注意が必要です。また、鼻にヒアルロン酸を注入した方は眼鏡の使用を3日間控える、額に注入した方はうつぶせ寝を控えるなど、注入部位により注意事項があります。

ヒアルロン酸の種類や注入部位による違い

定着するまでの期間は使用するヒアルロン酸の種類や注入部位によって異なります。柔らかいヒアルロン酸は比較的早く定着し、顔の表情に合わせた自然な仕上がりが特徴です。硬いヒアルロン酸はボリューム感をしっかり出せますが、定着に時間がかかる場合もあります。また、目元や唇など皮膚が薄い部位はヒアルロン酸が馴染みやすく、頬やあごなどボリュームが必要な部位は馴染むのに時間がかかる可能性があります。

ヒアルロン酸の効果を持続させる方法

ヒアルロン酸の効果を持続させる方法

ヒアルロン酸が定着した後も、できるだけ長く効果を保ちたい方が多いのではないでしょうか。ヒアルロン酸注射の効果を長持ちさせる以下6つのポイントを紹介します。

  • 保湿と紫外線対策を行う
  • 注入部位に圧をかけない
  • 生活習慣に気をつける
  • 信頼できる医師やクリニックで治療を受ける
  • 部位に合うヒアルロン酸を注入する
  • 継続してヒアルロン酸を注入する

保湿と紫外線対策を行う

肌の乾燥はヒアルロン酸の分解を早めてしまう原因になります。ヒアルロン酸の注入後はしっかりと保湿を行い、肌の潤いを保ちましょう。紫外線も肌にダメージを与えてしまい、ヒアルロン酸の効果が早く薄れる原因になります。外出時は日焼け止めを塗り、帽子や日傘を活用して紫外線対策を徹底しましょう。

注入部位に圧をかけない

注入直後に注入部位を手で強く押す、こするなどの行為で圧をかけてしまうと、ヒアルロン酸が移動したり効果が薄れたりする場合があります。睡眠時に顔を下に向けてしまっても圧がかかり、効果が長持ちしない原因になる可能性があるため注意が必要です。

生活習慣に気をつける

生活習慣が乱れていると、体内のヒアルロン酸の生成が滞り、足りない分を注入したヒアルロン酸で補おうとします。ヒアルロン酸の吸収を早めないために、栄養バランスのよい食事や適度な運動、十分な睡眠を心がけましょう。

信頼できる医師やクリニックで治療を受ける

医師の経験や技術は、ヒアルロン酸注射の効果の持続期間や仕上がりの満足度につながります。事前に症例写真で技術や仕上がりを確認して、治療前にはしっかりカウンセリングで相談しましょう。理想の仕上がりを目指してくれる医師なのか、アフターケアが整っているクリニックであるかをホームページで確認することもおすすめです。

部位に合うヒアルロン酸を注入する

ヒアルロン酸には柔らかいタイプから硬いタイプまでさまざまな種類があり、部位に適した製剤の使用でより自然な仕上がりと長持ちする効果が得られます。部位に合わない製剤を注入した場合、定着せずに周りに流れてしまったりすぐに吸収されてしまったりする可能性もあります。クリニックによってはヒアルロン酸の種類が少ない可能性があるため、使用している薬剤についても事前に確認しておきましょう。

継続してヒアルロン酸を注入する

ヒアルロン酸の効果は永久的ではないため、定期的な注入で効果の持続期間を延ばすこともおすすめです。注入量や頻度は医師と相談し、計画的に治療を行いましょう。

ヒアルロン酸が馴染まない場合

ヒアルロン酸が馴染まない場合

ヒアルロン酸が肌に馴染むまで少し時間がかかる理由は、ヒアルロン酸が肌組織の水分を吸って馴染んでいく性質をもっているためです。注射してから馴染むまでは、注入した部位に刺激を与えずに様子を見ていて問題はありませんが、違和感がある場合は以下の対処法もあるため、クリニックに連絡し確認することをおすすめします。

ヒアルロン酸を溶かす

ヒアルロン酸が馴染まず定着しない場合やしこりができて仕上がりに不満がある場合、ヒアルロン酸を溶かす処置が可能です。溶かした後は、1週間後にヒアルロン酸の再注入が可能です。担当医師に確認のうえで行ってください。

マッサージを行う

マッサージを行うと、飛び出ていたヒアルロン酸が均等に広がり、緩和される場合があります。強すぎるマッサージは逆効果になってしまうため、担当医師の指導のもと行いましょう。

まとめ

ヒアルロン酸が定着するまでには1週間~2週間程度かかります。定着する期間はヒアルロン酸の種類や部位によって異なります。効果を持続させるには、保湿や紫外線対策、生活習慣の見直しが重要です。ヒアルロン酸が馴染まず違和感がある場合は、クリニックへ連絡し対処法を確認してください。信頼できるクリニックで適切な治療を受け、理想の仕上がりを手に入れましょう。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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