ニキビに効果的なピーリングとは?種類や治療の頻度を紹介

2024/12/19 公開

2024/12/19 更新

ニキビに効果的なピーリングとは?種類や治療の頻度を紹介

ニキビに悩んでいる方にとって、ピーリングは効果的な治療の1つです。ピーリングは肌の角質除去でターンオーバーを促し、ニキビやニキビ跡の改善に役立ちます。
このコラムでは、ニキビに効くピーリングの種類や効果、治療頻度、注意点について詳しく解説します。効果的な治療方法を知り、健康な肌を手に入れましょう。

ピーリングとは

ピーリングとは、肌の表面に溜まった古い角質を取り除き、肌のターンオーバー(新陳代謝)を促進する美肌治療です。毛穴の詰まりや過剰な皮脂分泌を抑えるため、ニキビの発生を防ぐ効果が期待できます。さらに定期的にピーリングを行うと、肌が健康になりくすみも解消され、なめらかで明るく透明感のある肌を目指せます。

ピーリングはニキビ治療に効果的

ピーリングはニキビ治療に効果的

ピーリングはニキビの原因となる皮脂や汚れを蓄積しづらくするため、ニキビ治療に効果的です。ピーリングの刺激で肌のターンオーバーが促され、ニキビ跡の改善や肌の再生にもつながります。特に、角質が厚くなりやすい肌質の方や繰り返しニキビができやすい方にピーリング治療はおすすめです。

ニキビができる原因

ニキビは、毛穴の詰まりや皮脂の過剰分泌による、アクネ菌の繁殖が原因で発生します。特に、皮脂が多い人や角質が硬くなりやすい肌質の人は毛穴が詰まりやすく、ニキビができやすい傾向があります。ピーリングは、毛穴が詰まった状態の白ニキビや炎症を伴っている赤ニキビにも効果があるといわれております。ただし、細菌に対する効果は薄いため、赤ニキビの治療には抗生剤治療との併用をおすすめする場合もあります。

ピーリングでニキビ治療を行うメリット

ピーリングは、他のニキビ治療よりも結果が目に見えやすいというメリットがあります。肌のターンオーバーを正常化し、毛穴詰まりを解消してニキビを改善します。皮脂分泌が調整され、ニキビができにくい環境になるため、ニキビ予防にも効果的です。
さらに、ピーリングにより肌の表面がなめらかになるため、スキンケア製品の浸透がよくなり、保湿力も高まります。

ピーリングはニキビ跡にも効果的

ピーリングは、色素沈着やクレーターなどのニキビ跡にも効果的です。色素が薄くなることで目立ちにくくなり、クレーター肌も徐々に滑らかな肌へと変化していきます。定期的な治療によって、ニキビ跡がより改善され健康的な肌を取り戻すことが可能です。また、シミやしわにも効果があるため、お悩みを同時に改善したい方におすすめです。

ニキビに効くピーリングの種類

ニキビ治療に有効なケミカルピーリングは、以下3種類の薬剤があります。肌質やニキビの状態にあわせたピーリングの選択が大切です。

  • サリチル酸ピーリング
  • グリコール酸ピーリング
  • 乳酸ピーリング

サリチル酸ピーリング

サリチル酸ピーリングは脂溶性の成分で、皮脂の多い肌に適しています。毛穴の奥深くまで浸透し、詰まりを解消するためニキビ予防に有効です。皮脂腺の活動も抑えられるため、脂性肌の方におすすめのピーリング方法です。

グリコール酸ピーリング

グリコール酸ピーリングは、水溶性の成分で角質層に浸透して肌のターンオーバーを促進し、ニキビ跡を改善します。グリコール酸により膿の排出が促進されるとともに薬が浸透しやすくなり、ニキビが治りやすくなる効果も期待できます。乾燥肌や混合肌に適しており、細かいしわやくすみも改善できるピーリング方法です。表皮の古い角質をやさしく取り除くため、肌の明るさやハリ感も向上し、なめらかな肌質を実感できます。

乳酸ピーリング

乳酸ピーリングは、敏感肌や乾燥肌にも適したピーリング方法です。乳酸は保湿成分も含んでおり刺激が少なく、角質を優しく取り除きます。ニキビ治療よりも、ニキビ跡の色素沈着の改善に向いており、くすみ、シミ、美白、老化予防などの効果が期待できる方法です。乾燥が気になる方にも適しており、肌の質感を向上させます。

ピーリングでのニキビ治療の頻度と期間

ピーリングでのニキビ治療の頻度と期間

ピーリングによるニキビ治療は、一定の間隔で継続的に行うとより効果を高められます。肌の状態やピーリングの種類によって適切な頻度が異なるため、医師と相談し、肌に負担をかけずに効果が得られる頻度で治療を行いましょう。

ピーリングの治療頻度の目安

ピーリングの効果を高めるためには、定期的に継続して行うことがおすすめです。目安としては2週間~1ヶ月に1回程度が適切とされています。正しい頻度で行うと肌のターンオーバーが正常になり、ニキビ予防や改善の持続効果が高まります。

ピーリングの効果を実感するまでの期間

ピーリングによるニキビ改善効果は、数回の治療を通じて徐々に現れます。個人差はありますが、通常は5回以上の施術で肌の変化が感じられ始めます。継続的な治療により、肌の質感が整い、ニキビやニキビ跡の改善が期待できます。

ピーリング治療の注意点とダウンタイム

ピーリングは、肌へ負担がかかるため治療後のケアやダウンタイムに注意が必要です。ダウンタイム中に適切なケアを行い、肌トラブルのリスクを抑えながら効果を引き出しましょう。

注意点

ピーリング治療の後は、肌が敏感な状態になっているため紫外線対策を行い、刺激の強い化粧品の使用を避け、十分な保湿で乾燥を防ぎましょう。治療後は肌に赤みや乾燥が生じる場合があるため、肌の状態に合わせてケアを行ってください。

ダウンタイム

ピーリング後のダウンタイムは、個人差がありますが数日~1週間程度です。ダウンタイム中に赤み・痒み・乾燥・皮むけ・ニキビの発生が一時的に起こる可能性があります。メイク、洗顔、入浴などは当日から可能ですが、1~2週間程度は治療部位を擦らないようにしてください。

まとめ

ピーリングは、ニキビやニキビ跡の改善に有効な治療法です。肌の表面に溜まった古い角質を取り除き、ターンオーバー(新陳代謝)を促進します。毛穴の詰まりや過剰な皮脂分泌を抑えるため、肌が健康になりくすみも解消できます。自分にあったピーリングの種類や頻度を見つけてなめらかで透明感のある肌を目指しましょう。

このQAを監修したドクター

鎌田 紀美子

銀座有楽町院 院長

鎌田 紀美子

天然美人メーカーとして、元から美人であるかのような違和感のない自然な仕上がりを得意としております。
昨日よりも今日が幸せなあなたであるように、お手伝いできる美容外科医を心がけています。

経歴
1998年
神戸大学法学部 卒業
2013年
東海大学医学部 卒業
2013年
板橋区医師会病院 形成外科
2013年
日本大学附属病院 麻酔科
2015年
品川美容外科 品川本院 部長
2017年
銀座国際美容外科池袋院 院長
2018年
銀座TAクリニック 院長
2021年
東京中央美容外科 八王子院 院長
2022年
東京中央美容外科 六本木院 院長
2024年
東京中央美容外科 銀座有楽町院 院長
備考
日本美容外科学会(JSAS) 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本静脈学会 会員

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