ダーマペンとピーリングはどっちが効果的?それぞれの特徴を解説

2025/03/31 公開

2025/03/31 更新

ダーマペンとピーリングはどっちが効果的?それぞれの特徴を解説

ダーマペンとピーリングは、どっちの方が効果があるのでしょうか?どちらも肌治療として注目されており、ニキビやニキビ跡などの肌質改善が可能です。このコラムでは、それぞれの異なる特徴や効果、併用時のメリットなどを紹介します。

ダーマペンとピーリングはどっちがおすすめ

ダーマペンとピーリングはどっちがおすすめ

ダーマペンとピーリングは、それぞれ異なる方法で肌にアプローチし、美肌効果を引き出す治療法です。2つを併用することでもより効果が発揮できます。

ダーマペンが向いている人

ダーマペンは、針を刺す治療に抵抗がなく、肌質を根本から改善したい方におすすめです。微細な針によって肌に小さな傷をつけることで、肌自体が自然治癒力を活かしてコラーゲンを生成するため、ニキビ跡や肌の弾力、ハリを取り戻したい方に向いています。

ピーリングが向いている人

ピーリングは、ダーマペンよりも1回の施術料金を抑えて美肌治療を試したい方におすすめです。ダウンタイムも他の美肌治療と比較して短いため、気軽に行うことができます。古い角質の除去で、皮膚のターンオーバーを促進し、肌をなめらかにします。特に毛穴の詰まりや肌のざらつき、くすみでお悩みの方に向いています。

ダーマペンとピーリングは併用がおすすめ

ダーマペンとピーリングの併用は、ダーマペンの針で開いた穴にピーリングの薬剤が浸透するため、相乗効果が期待できます。ダーマペンがもたらす肌の再生力向上効果とピーリングの角質除去作用が重なり、肌全体の質感が向上し透明感のある美しい肌を目指せます。肌内部では、ダーマペンによりコラーゲン生成が活性化され、肌のハリや弾力がアップします。また、肌表面はピーリングによりなめらかになり明るくなるため、化粧ノリもあがり、全体的な顔の印象もよくなります。

ダーマペンとは

ダーマペンは、先端に極細の針がついたペン型の機器を使用し、肌に微細な穴を開けることで、肌本来が持つ自然治癒力を引き出す治療です。肌を修復する過程で、真皮の肌細胞が活性化されてコラーゲンやエラスチンの生成を促し、肌にハリや弾力を与えるなどの美肌効果を得られます。

ダーマペンの効果

ダーマペンは、色素沈着によるニキビ跡やクレーター肌、いちご鼻や毛穴開きなどの症状を改善する効果があります。肌のターンオーバーを活性化させる効果もあり、たるみやしわも改善できるため、エイジングケアとしても人気な治療です。

ダーマペンのダウンタイム

ダーマペンのダウンタイムは、針の深さにもよりますが2日〜1週間程度です。術直後から赤みや腫れが生じる場合があるため、当日はメイクや飲酒、運動は控えましょう。

ダーマペンの頻度

ダーマペンの施術頻度は、1ヶ月半〜2ヶ月に1回のペースで合計3〜10回程度行うと効果的です。肌の状態に応じて施術頻度を調整すると、持続的な効果が期待できます。

ピーリングとは

ピーリングとは

ピーリングは、酸の薬剤を使用して古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促進する治療法です。薬剤にはさまざまな種類があり、肌に合わせた選択が大切になります。毛穴詰まりやくすみが改善されるピーリングは、皮脂分泌を抑える効果もあるため脂性肌やニキビが気になる方におすすめです。

ピーリングの種類

ピーリングの種類はさまざまあります。ここでは3つのピーリングの種類を紹介します。

  • ケミカルピーリング

グリコール酸やサリチル酸などの酸を使った薬剤を塗布することで古い角質を溶かして除去し、ターンオーバーを促進させます。表皮層にアプローチして肌のハリ・ツヤを改善します。

  • 浸透性ピーリング

肌に薬液を塗布しマッサージなどを加えて有効成分を真皮層に浸透させ、肌質改善を行います。

  • マシンピーリング

ハイドラフェイシャルなど、古い角質をマシンの水流の力を利用して剥離するものや、レーザー機器で古い角質を除去するものがあります。

ピーリングの効果

ピーリングは古い角質を取り除くことで、肌のターンオーバーを促進し毛穴詰まりやくすみを改善します。毛穴詰まりが改善されるとニキビができにくい環境となり、くすみの改善はニキビ跡の赤みやシミなどの色素沈着の軽減につながります。なめらかで透明感のある肌が得られ、化粧ノリも良くなります。

ピーリングのダウンタイム

ピーリング治療後は、皮膚表面がひりひりして赤みがでたり、乾燥して薄皮が剥けるなどの症状が出る場合があります。腫れや内出血などの症状はなく、ダウンタイムは薬剤の種類にもよりますが、数日~2週間程度で治まります。

ピーリングの頻度

ピーリングは2〜4週間に1回が目安です。5回を1セットとして継続し、肌の状態に合わせて頻度を調整すると効果が持続しやすくなります。

ダーマペンとピーリングはニキビやニキビ跡に効果的

ダーマペンとピーリングは、特にニキビやニキビ跡に効果的です。より効果を発揮したい場合は、併用がおすすめです。ニキビは毛穴の詰まりや皮脂分泌過剰が原因となり、炎症を引き起こします。ダーマペンは肌の内部から改善をはかり、ピーリングは肌表面から毛穴詰まりを改善するため、ニキビやニキビ跡のお悩みに効果的です。

ニキビやニキビ跡の原因

ニキビの原因は、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まり、肌のターンオーバーの乱れがあげられます。ニキビ跡はニキビ発生で周囲の血液循環が乱れてしまい、血液が停滞することが原因で現れます。

ニキビやニキビ跡の対策

ニキビやニキビ跡は、ターンオーバーの正常化で改善できます。ダーマペンやピーリングを取り入れ肌質改善を行い、生活習慣やスキンケアなどの見直しも行いましょう。

まとめ

ダーマペンとピーリングは、肌質改善を目指す上で効果的な治療法です。それぞれ異なる特徴をもっており、肌の内部と表面の両方にアプローチします。特に、ニキビやニキビ跡に悩む方には併用がおすすめで、肌の質感と透明感の向上が期待できます。治療を検討する際には、自分の肌悩みに合った方法を選び、美肌を目指していきましょう。

このQAを監修したドクター

鎌田 紀美子

銀座有楽町院 院長

鎌田 紀美子

天然美人メーカーとして、元から美人であるかのような違和感のない自然な仕上がりを得意としております。
昨日よりも今日が幸せなあなたであるように、お手伝いできる美容外科医を心がけています。

経歴
1998年
神戸大学法学部 卒業
2013年
東海大学医学部 卒業
2013年
板橋区医師会病院 形成外科
2013年
日本大学附属病院 麻酔科
2015年
品川美容外科 品川本院 部長
2017年
銀座国際美容外科池袋院 院長
2018年
銀座TAクリニック 院長
2021年
東京中央美容外科 八王子院 院長
2022年
東京中央美容外科 六本木院 院長
2024年
東京中央美容外科 銀座有楽町院 院長
備考
日本美容外科学会(JSAS) 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本静脈学会 会員

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