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2022/03/18 公開
2024/02/09 更新
ハイドロキノンは、シミの原因となるメラニン色素の産生を阻害し、チロシナーゼ酵素の活性を抑える効果があるため、シミの予防ができます。
一般的な美白化粧品に使用される美白成分のビタミンC(アスコルビン酸)やアルブチン、コウジ酸の10倍~100倍の効果があるといわれ、自宅で気軽にシミ治療ができると人気のお薬です。
ハイドロキノンは、主に以下3つの症状に効果が期待できます。
老人性色素斑はいわゆるシミで、主に紫外線が原因と言われています。
皮膚に紫外線が当たると、肌細胞を守るためにメラニン色素が生成されます。
通常、メラニン色素はターンオーバーとともに排出されますが、紫外線をたくさん浴びてメラニンが過剰に生成されたり、加齢によりターンオーバーがうまくいかなくなると皮膚内にメラニンが蓄積し、シミになってしまいます。
傷や火傷、虫刺されなどの刺激を受けた場合に強い炎症を起こし、一時的にメラニン色素が活性化してできたものを炎症後色素沈着といいます。こちらも通常はターンオーバーとともに排出されますが、強すぎる炎症やニキビなどの慢性的な刺激によってメラニンが大量に発生すると、排出しきれずに茶色または赤みを帯びた茶色に変色し、色素沈着となります。
両頬の左右対称にできる薄茶色のシミで、主な原因は女性ホルモンの乱れと言われていますが、もう一つの原因は摩擦です。洗顔やメイクなどで顔を毎日少しずつ摩擦することで慢性的な刺激になり、メラニン細胞が活性化するため、炎症後色素沈着と近い状態になっているのが肝斑です。
レーザーを照射することでメラニンは破壊されるので、肝斑はいったん薄くなりますが、レーザーの刺激で再び炎症後色素沈着を起こす場合もあるため、ハイドロキノンやトレチノイン、内服薬を併用したほうがより早い改善が見込めます。
上記の予防として使うのであれば、ハイドロキノン単体でも良いですが、今あるシミの排出を促す効果はないため、ハイドロキノンと一緒にトレチノインを併用することで、「シミの予防」と「シミの排出効果」が同時に得られます。
トレチノインはビタミンAの誘導体で、皮膚の新陳代謝を促進してターンオーバーを早める効果があるため、シミの原因であるメラニン色素を排出しやすくしてくれます。
さらに、ハイドロキノンは単体で使用するよりも、トレチノインを先に塗布することで浸透率が上がるため、ハイドロキノンとトレチノインは相性の良いお薬です。
また、トレチノインはニキビやシワの改善にも効果的です。
トレチノインは古い角質がはがれやすくなるため、毛穴の黒ずみの原因である角栓を除去しやすくします。さらに皮脂腺の働きを抑え、皮脂分泌を抑制するため、皮脂による毛穴詰まりを抑えてくれます。
トレチノインはコラーゲンやエラスチンの産生を促す効果もあるため、使用することでお肌にハリが出たり、シワの改善、毛穴の引き締め効果も期待できます。
TCB上級指導医、美容外科学会専門医(JSAS)、日本外科学会認定登録医。
患者様の理想を叶えるべく、丁寧なカウンセリングを心がけています。
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