二重手術の繊細なシミュレーション・マーキングと、それに忠実な手術

2021/03/17 公開

2026/09/24 更新

手術が上手な医師が手術しても失敗はあり得る

今回は、二重手術で重要なマーキングについての解説です。

以前、「どんなに手術がうまく、腫れなかったとしても、患者様の希望するデザインに仕上がらなければ、その手術は失敗である」とお話しましたね。二重手術で失敗しないためには、「上手に手術するのは当たり前のことですが、患者様の希望するデザインをちゃんと聞いて、シミュレーションで患者様とデザインが間違いないか確認し、その通りに精密なマーキングをして、マーキングに忠実に手術してくれる医師」を選ぶことが大切です。

マーキングが手術の成否を左右する最も重要なファクター

二重手術はコンマ数ミリのズレで平行型が末広型になってしまったり、左右差が出てしまうなど、デザインに影響してしまいます。従って、マーキングが手術の成否を分ける最も重要なファクターと言えます。

私が、どの様にマーキングして、そのマーキングに対して忠実に手術しているのかご説明いたします。

患者様の希望通りにシミュレーションすることも重要

まず、患者様があらかじめ希望したデザインを元に、重瞼棒を用いて二重を実際に作って仕上がりをシミュレーションしていきます。

患者様に鏡を見せ、希望するデザイン、幅であるか確認します。デザインと幅が決まれば、重瞼棒を押し付けて皮膚に目印をつけます。

皮膚についた目印通りに、ピンポイントでマーカーで点を書きます。反対側も同じです。最後に一度書いた印に合わせてシミュレーションして、左右差を調整します。

コンマ数ミリのズレがデザインのズレに繋がる

4つの点が実際に針を通す点です。細い針を使用して手術しますので、マーキングも小さい点になります。コンマ数ミリのズレが、デザインのズレにつながるからです。

皮膚を広げると毛細血管が見えます。毛細血管に当たると内出血が起きるので、できるだけ毛細血管がない位置にマーキングするようにしています。

マーキングに忠実に手術する

瞼の裏側から針を通して、皮膚につけたマーキングに忠実に、針を刺出します。目頭側も同様に、マーキング通りに針を通します。

マーキングに忠実な手術

実際の手術動画を元に解説した動画をご覧ください。

続いて、今針を通した全く同じ針穴に再度針を刺入し、今度は目尻側の針穴から刺出します。

当院での、マーキングの精密性や手術の繊細さについてご理解いただけたかと思います。

このQAを監修したドクター

山内 崇史

梅田大阪駅前院 院長

山内 崇史

TCBの「理事長」として活躍。
形成外科の経験を生かし、様々な手術を迅速かつ正確にこなし、患者様が満足いく仕上がりを提供致します。
また患者様が納得いくまで寄り添ったカウンセリングを心掛けています。
日本形成外科学会専門医

経歴

2011年
金沢医科大学医学部 卒業
2011年
泉大津市立病院
2013年
関西医科大学附属病院 形成外科
2015年
河内総合病院 形成外科 副医長
2021年
東京中央美容外科
2021年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 部長
2022年
東京中央美容外科 広島院 院長
2026年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長

備考

日本形成外科学会(JSPRS) 専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 会員
日本頭蓋顎顔面外科学会 会員
日本創傷外科学会 会員
日本熱傷学会 会員
日本美容医療学会(JAPSA) 会員・認定医

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