アイプチの癖付けで二重を定着させることはできますか?

2021/11/02 公開

2024/09/02 更新

アイプチの癖付けでは、二重を定着させることは難しいです。

アイプチでの二重ラインの癖付けについて

一重まぶたと二重まぶたでは構造が違うため、一時的にアイプチで二重ラインを癖付けしても、長持ちしにくい傾向があります。二重ラインを癖付けするためにアイプチを多用すると、まぶたのかぶれ、色素沈着などが起きてしまう可能性があるため注意が必要です。

また、しっかりと二重ラインを癖付けするために、粘着力の強い夜用のアイプチを使用する方がいらっしゃいますが、夜用のアイプチでも二重ラインの癖付けを長くキープさせることは難しいです。粘着力が強い分、長時間使用するとまぶたに負担がかかりやすいため、「まぶたの皮膚が伸びる」、「開きが悪くなる」、「腫れぼったくなる」などの、目元のトラブルを引き起こす恐れがあります。

つけまつ毛で二重の定着は可能?

アイプチ以外に、「つけまつ毛を使うことで二重を定着させられますか」という質問を受けることがありますが、つけまつ毛で二重が定着する可能性は低いです。まぶたの皮膚が薄い場合は、つけまつ毛をつけることでまぶたの縁が固定され、一時的に二重になることがあります。しかし、二重を安定させることや希望の二重ラインをデザインすることは難しいでしょう。また、まぶたが厚い場合は特に、つけまつ毛で二重を癖付けられる可能性は低いです。

自力で二重まぶたにする危険性について

自力で二重まぶたを作ろうとアイプチやアイテープを使用したり、つけまつ毛を長時間使用する方がいらっしゃいますが、あまりおすすめはできません。長時間使用するリスクとして、炎症による皮膚のかぶれ、ただれ、出血、皮膚の硬化、色素沈着などがあります。炎症を引き起こすと、二重まぶたができにくくなり、治療を行っても患者様の希望するデザインや、幅の二重まぶたにできなくなる可能性があります。

食い込まなくて二重にならない

アイプチを使用しても、うまく食い込まなくて二重にならないケースがあります。原因として、まぶたの皮膚が厚い、皮膚がたるんでいる、まぶたの脂肪が多いなどがあげられます。無理に食い込ませることで、一時的に二重まぶたを作ることができますが、まぶたに大きな負担がかかります。アイプチを使用してもうまく食い込まない方は、長時間の使用は避けるようにしましょう。

自力で奥二重の線を消したい

もともとある奥二重の線を消してきれいな二重まぶたにしたいという方も多くいらっしゃいます。しかし、奥二重の線は手術以外で消すことは難しいです。自力で無理に消そうとすると、トラブルの原因に繋がるため、奥二重の線でお悩みの際は医師に相談するようにしましょう。

二重を定着させたいなら美容整形がおすすめ

二重を定着させるには、埋没法や切開法などの二重整形やまぶたの脂肪取り、挙筋前転法などの美容整形があります。アイプチとは違い、繰り返しまぶたに負担をかけることなく、希望の二重をデザインすることが可能です。すぐに二重になりたい、毎日アイプチで癖付けするのは面倒という方におすすめの方法です。

TCB東京中央美容外科では、無料カウンセリングを実施しております。お悩み相談や治療法の確認だけでも問題ありませんので、お気軽にご相談ください。

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このQAを監修したドクター

丁 強

経歴
北京協和医学院-清華大学医学部 博士号
日本医科大学附属病院 形成外科
日本大学医学部附属板橋病院 形成外科・麻酔科・皮膚科
TCB 東京中央美容外科 川口院 院長
備考
中国医師免許
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医

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