二重が突然片目だけになってしまい、まぶたが安定しません。
原因と解消法があれば教えてください。

2021/11/02 公開

2023/10/26 更新

術式

単に糸を結膜から皮膚に通過させ、縫合するような単純な埋没法であればいつか糸が取れるのは避けられないでしょう。

幅の広い二重デザイン

埋没法で効果が持続しやすいのは、7ミリ以下の幅となっています。
埋没法は皮膚を糸で固定して二重をつくる仕組みとなっていますので、幅広のデザインにすると糸の固定力が足りずに糸が取れてしまうことがあるのです。

糸留め数

埋没法には2箇所で糸を留める2点留め、さらに3点留め、4点留めがあります。
糸留め数が少ないほど二重を支える部分が少なくなるため、糸が取れやすくなってしまいます。ただし、留め数は少なすぎても、多すぎても良くありません。
留め数が少なすぎると糸が取れやすくなりますし、多すぎるとダウンタイムが長引いたり、違和感が生じたりします。自分のまぶたや、希望する二重に合った留め数にすることが大切です。

目への刺激

目に刺激を与えると糸が緩みやすくなり、取れる原因となってしまいます。
目元をこする癖やマッサージ、アイメイクを行う際の刺激には注意しなければなりません。

体重の変化

体重が増えるとまぶたにも脂肪がつき、糸が取れやすくなります。
少し増えるくらいなら問題ありませんが、10キロ以上体重が増えると糸が取れる確率が高くなってしまいます。

まぶたが厚い

糸の強度には限界があるため、まぶたが厚い方は、糸で皮膚が留めきれず取れてしまうことがあります。
そのため、まぶたが厚い方は全切開法を選択したり、眼瞼下垂手術やまぶたの脱脂術などを行ってから埋没法を受けたりすると良いでしょう。

年齢

成長期や思春期の方が埋没法を行うと、体の成長に伴って二重ラインも変化が生じやすくなります。
また、若年層の健康なまぶたは折り目がつきにくいため、中高年層よりも糸が戻りやすくなっています。

このQAを監修したドクター

安本 匠

新宿三丁目院 院長

安本 匠

TCBの「特別指導医」として活躍。
患者様の理想に近づけるための治療プランを複数提案し、術式や予算、リスクについてご納得いただいた上でお選びいただけるよう、丁寧な説明を心がけています。
日本外科学会認定専門医

経歴
2010年
山形大学医学部 卒業
2010年
山形大学医学部附属病院 循環器病センター
2011年
山形大学医学部附属病院 救命救急センター
2011年
日本海総合病院 外科
2012年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科
2013年
日本海総合病院 心臓血管外科 副医長
2014年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科 病院助教
2015年
TCB 東京中央美容外科 福島院 院長
2016年
TCB 東京中央美容外科 郡山院 院長
2017年
TCB 東京中央美容外科 仙台駅前院 院長
2023年
TCB 東京中央美容外科 新宿三丁目院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本外科学会 専門医
日本脈管学会 専門医
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医

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