顔の脂肪吸引後のアフターケア(圧迫・マッサージのやり方など)について教えてください。

2022/03/25 公開

2022/03/25 更新

脂肪吸引直後から圧迫を行い、1週間後からは毎日マッサージをしてください。

脂肪吸引直後の圧迫の重要性

脂肪吸引後は脂肪が減った分、少し皮膚と筋肉の間に隙間があるような状態になります。このような状態のときに十分な圧迫を行うことで、空いた隙間を埋めることができ、皮膚を収縮させて接着させることができます。また、圧迫することにより、内出血を最小限に抑えることもできます。
逆に圧迫を怠ってしまうと、隙間に麻酔液やリンパ液などが停滞し、むくみ、皮膚がたるんだ状態で戻らなくなるといった事態を招く可能性があるので注意が必要です。

脂肪吸引部のマッサージのやり方

手術後1週間後から始めていただきたいケアが、吸引部のマッサージです。脂肪吸引後、皮膚と筋肉を接着させるために、拘縮(こうしゅく)とよばれる症状が現れ、皮膚表面を触ると硬くデコボコしたように感じます。
マッサージは拘縮が起きている箇所を中心に揉みほぐします。入浴時など身体を温めた状態で行うとより効果的です。
拘縮は放置していても時間とともに解消されますが、マッサージを行うことでより早くなめらかな皮膚の状態を取り戻すことができます。また、マッサージは血行促進やリンパの流れも良くなる効果があるため、むくみの改善にも効果が期待できます。

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このQAを監修したドクター

倉島 侑希

渋谷東口院 院長

倉島 侑希

TCB切開系手術技術指導医。
形成外科で数多くの手術を執刀してきた経験を活かし、妥協を許さない美しい仕上がりを提供しています。患者様の身体に負担がかかる治療は行わず、痛みに最大限配慮しながら施術を行います。

経歴
信州大学医学部医学科 卒業
長野赤十字病院 形成外科・皮膚科
飯綱町立飯綱病院 形成外科
長野市民病院 形成外科・麻酔科
市立大町総合病院 形成外科
市立甲府病院 形成外科
柳澤病院 形成外科
信州大学医学部附属病院 形成外科 診療助教
安曇野赤十字病院 形成外科
松波総合病院 形成外科
東京中央美容外科 新宿東口院 副院長
東京中央美容外科 渋谷東口院 院長
備考
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
ジュビダームビスタ® バイクロスシリーズ 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
日本形成外科学会(JSPRS) 正会員
日本創傷外科学会 正会員
ボトックス講習・実技セミナー
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会

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