ピーリングの効果とは?種類や美肌効果、注意点について解説

2024/12/11 公開

2024/12/11 更新

ピーリングの効果とは?種類や美肌効果、注意点について解説

ピーリングは肌の美しさを引き出す人気の美容ケアの1つです。自宅で行うセルフケアからクリニックで行う治療まであり、ニキビや毛穴を改善する効果があります。ピーリングには種類があり、それぞれ効果や注意点が異なります。このコラムでは、ピーリングの効果や頻度、アフターケア方法などを詳しく解説します。

ピーリングとは

ピーリングは、肌表面に蓄積した古い角質を除去し、肌のターンオーバーを整える美容ケアです。ターンオーバーとは、表皮が一定の周期で生まれ変わるサイクルを指します。ピーリングは肌質改善や美肌効果があり、クリニックやサロンでの治療や、自宅でのセルフケアも可能なため、多くの人が利用しています。

ピーリングとは

ピーリングの効果

ピーリングは、以下4つの効果があります。

  • ニキビやニキビ跡の改善
  • 毛穴詰まりの解消と引き締め
  • シミや肝斑の改善
  • ターンオーバーの促進

ニキビやニキビ跡の改善

ピーリングは、ニキビやニキビ跡の改善に効果的です。古い角質が取り除かれると毛穴の詰まりが解消され、ニキビができにくい環境を作ります。ニキビ跡の赤みや色素沈着の軽減効果もあり、肌が滑らかで均一な色合いになります。特にクリニックで行うピーリングは炎症を抑えるため、ニキビに悩む方におすすめです。

毛穴詰まりの解消と引き締め

ピーリングは、毛穴の詰まりを解消し、引き締め効果も期待できます。毛穴に詰まった皮脂や汚れは、酸化して黒ずみやニキビの原因になる場合もあります。毛穴詰まりが解消されると皮脂の分泌が抑えられるため、清潔な肌の状態を保てます。毛穴が目立ちが気になる方には、定期的なピーリングが効果的です。

シミや肝斑の改善

ピーリングはシミや肝斑の改善にも効果があります。皮膚の浅い層にあるメラニンを取り除き、色素沈着を薄くします。特に、クリニックで取り扱いのあるケミカルピーリングやコラーゲンピールは、メラニンを早期に除去するため、美白効果を求める方に人気です。シミや肝斑の状態により、症状がより悪化してしまう恐れもあるため、医師の診断が必要になる場合もあります。

ターンオーバーの促進

ピーリングは、肌のターンオーバーを促進する効果があります。肌は約4週間ごとに新しい細胞に生まれ変わりますが、年齢や紫外線の影響、ストレスなどでターンオーバーのサイクルが乱れると古い角質が肌表面に残ってしまい、くすみやしわの原因になります。ピーリングで角質を除去し、肌の新陳代謝を整えましょう。

ピーリングの種類

ピーリングの種類

美容皮膚科や美容外科などのクリニック、エステサロン、自宅で使用するピーリングは、それぞれ使用する薬剤や方法が異なります。それぞれの特徴を知り、自分の肌に合ったピーリングを選びましょう。

美容皮膚科・美容外科で行うピーリング

美容皮膚科・美容外科で行うピーリングは、より強力な薬剤や機器の使用で高い効果が期待できます。ケミカルピーリングやブラックピールなどが一般的で、医師が肌の状態を見極めて治療を提案するため、肌トラブルのリスクが低く安心して受けられます。ニキビやシミなどの肌悩みがある方は、クリニックでのピーリングがおすすめです。

エステサロンで行うピーリング

エステサロンでのピーリングは、クリニックで使用するものよりもマイルドな薬剤を使用するため、初めてピーリングを試したい方や、化粧のりをよくしたい方におすすめです。エステとクリニックのピーリングは、ピーリング薬剤の濃度が違います。エステは肌のメンテナンスを目的としていて、クリニックはメンテナンスだけでなくニキビやシミなど皮膚疾患の改善も目的としています。

自宅でできるピーリング

自宅では、市販のピーリングジェルや酵素パウダーでのセルフケアが可能です。自宅でできるピーリングは低刺激な成分が多く、毎日のスキンケアとして取り入れやすい点が魅力です。クリニックやエステサロンでのピーリングと併用すると、より高い効果が期待できます。使用方法を誤ると肌荒れの原因になるため、製品の説明書をよく読み正しい使い方を心がけましょう。

ピーリングの頻度と効果を長持ちさせる方法

ピーリングの頻度と効果を長持ちさせる方法

ピーリングの効果を持続させるには、適切な頻度とアフターケアが重要です。やりすぎも肌トラブルにつながってしまいます。肌の状態にあわせて無理のないペースで続け、肌の健康を保ちましょう。

適切な治療頻度

ピーリングの適切な治療頻度は肌のタイプや状態により異なりますが、一般的には2週間から1ヶ月に1度が目安です。クリニックでのピーリングは月に1回、エステサロンでは2~3週間に1回、自宅でのピーリングは週に1回程度がおすすめです。過度な使用は肌に負担をかけてしまい逆効果になるため、適切な頻度で行ってください。

効果を持続するためのアフターケア

以下のアフターケアは、ピーリング後に美肌効果を長持ちさせるために欠かせません。

  • 保湿ケアを徹底する

    ピーリング後の肌は乾燥しやすくなっているため、保湿ケアが大切です。

  • 紫外線対策を欠かさない

    バリア機能が低下しているため、紫外線対策で肌を守りましょう。

  • 十分な睡眠とバランスの良い食事を心がける

    正しい生活習慣は肌の健康状態を保つことにつながります。

  • 治療間隔を守る

    過剰なピーリングは、角質層が薄くなってしまうため、肌トラブルにつながります。

ピーリングのデメリットと注意点

ピーリングは肌の再生に役立ちますが、肌に負担をかけてしまう場合もあります。デメリットや注意点を把握して安全にピーリングを行いましょう。

ピーリングによるデメリット

ピーリングによるデメリットとして、肌の乾燥や一時的な赤み、刺激感があります。特に敏感肌の方は治療後に肌がヒリヒリする場合があり、術後はバリア機能が低下し紫外線や乾燥の影響を受けやすくなるため、適切なアフターケアが大切です。過剰なピーリングは肌トラブルを引き起こす可能性があるため、頻度を守りましょう。

ピーリング後の注意点

ピーリング後の肌は敏感になっています。日焼け止めの塗り直しや直射日光を避けるなど、紫外線対策をしっかり行ってください。ピーリング後は保湿を徹底して肌のバリア機能をサポートし、乾燥やトラブルを防ぎましょう。保湿力やバリア機能を高めるセラミド配合化粧品の使用もおすすめです。

まとめ

ピーリングは、肌の古い角質を除去しターンオーバーを正常に戻す美容ケアです。ニキビ・ニキビ跡や毛穴の改善、シミや肝斑の改善に効果があります。クリニック、エステ、自宅でのセルフケアなど、目的や肌質に合わせて選べるため幅広い層に人気があります。しかし、ピーリングには乾燥や紫外線の影響を受けやすいなどのデメリットもあるため、適切な使用頻度と正しいアフターケアが大切です。正しい知識を持ってピーリングを取り入れ、理想の肌を目指しましょう。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「エリア総括院長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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