トラネキサム酸とは?飲み続けることによる美白・美肌効果について

2022/12/06 公開

2022/12/07 更新

美白の女性

毎日の肌ケアにおいて、美白効果のある製品を意識して使用している方も少なくないのではないでしょうか。数ある美白有効成分のなかでも、近年注目されているのがトラネキサム酸(トランサミン)です。
トラネキサム酸はもともと、喉の痛みや止血などの目的で使用されていましたが、昨今では美白・肌荒れ・シミ・肝斑の改善などに効果的なことがわかり、美容目的で使用される機会が多くなりました。
このページでは、トラネキサム酸の美白効果について解説します。

トラネキサム酸とは

トラネキサム酸とはアミノ酸の一種で、もともと医療現場では抗炎症薬・止血剤・アレルギーを抑制する薬として使われていました。しかし、処方された方のシミや肝斑が薄くなり、肌が白くなることが確認されたため、2002年に厚労省よりシミ・肝斑の改善と美白効果が認められました。
トラネキサム酸は、シミ・そばかす・肌荒れ・老人性色素斑・ニキビ跡の色素沈着・肝斑などを改善するため、使用を続けることで美白・美肌へと導きます。

トラネキサム酸の美白効果について

トラネキサム酸が、シミや肝斑に効果的な理由は以下の2点です。

  • ・シミや肝斑の原因になるメラニン色素の生成を抑制
  • ・抗炎症作用

トラネキサム酸には、メラニン色素(シミや肝斑などの原因)を生成するプロスタグランジンと、炎症やアレルギーを引き起こすプラスミンを抑える働きがあります。
これらを抑制することで、シミ・肝斑・老人性色素斑・ニキビ跡や傷などの色素沈着が改善し、白く透明感のあるお肌へと変わっていきます。

トラネキサム酸を飲み続けるとどうなる?副作用は?

トラネキサム酸を長期間飲み続けていても、副作用はほとんどありません。それどころか、毎日継続的に飲み続けることで、シミや肝斑などの色素沈着の予防効果に期待できます。シミや肝斑を目立たせたくない方、美白・美肌を維持したい方は、継続的な服用がおすすめです。
トラネキサム酸を継続する場合は、年齢・体質・症状により服用量が異なるため、必ず医師に指示された用法や用量を守ってください。

まとめ

トラネキサム酸は、お肌の内部に存在する、シミ・肝斑・そばかすなどの原因であるメラニン色素の生成を抑制・改善し、お肌を美白へと導きます。また抗炎症作用もあるため、肌荒れ・お肌の赤み・痛みを抑制する働きも期待できます。
TCB東京中央美容外科では、シミや肝斑などが気になる方や予防したい方向けに、トラネキサム酸を含む美容成分が、5種類配合された美白内服薬などをご用意しております。
無料カウンセリングはどなたでもご利用できるため、美白に憧れている方やシミや肝斑に悩まれている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

このQAを監修したドクター

安本 匠

新宿三丁目院 院長

安本 匠

TCBの「エリア総括院長」として活躍。
患者様の理想に近づけるための治療プランを複数提案し、術式や予算、リスクについてご納得いただいた上でお選びいただけるよう、丁寧な説明を心がけています。
日本外科学会認定専門医

経歴
2010年
山形大学医学部 卒業
2010年
山形大学医学部附属病院 循環器病センター
2011年
山形大学医学部附属病院 救命救急センター
2011年
日本海総合病院 外科
2012年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科
2013年
日本海総合病院 心臓血管外科 副医長
2014年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科 病院助教
2015年
TCB 東京中央美容外科 福島院 院長
2016年
TCB 東京中央美容外科 郡山院 院長
2017年
TCB 東京中央美容外科 仙台駅前院 院長
2023年
TCB 東京中央美容外科 新宿三丁目院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本外科学会 専門医
日本脈管学会 専門医
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医

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