赤みのあるニキビ跡を消す治療法とは?原因や正しいセルフケアを紹介

2024/10/22 公開

2025/02/20 更新

赤みのあるニキビ跡を消す治療法とは?原因や正しいセルフケアを紹介

ニキビ跡の赤みは一般的に自然に治まりますが、赤みが残ってしまい悩んでいる方は少なくありません。赤みのあるニキビ跡は、医療機関での治療や正しいセルフケアで改善できます。
このコラムでは、赤みを引き起こす原因や正しいセルフケア、医療機関での治療法について解説します。ニキビ跡の赤みに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

ニキビ跡の赤みを引き起こす原因

ニキビ跡の赤みは「炎症後紅斑」と呼ばれ、炎症を起こし、毛細血管の増加や拡張によって発生する症状です。ターンオーバーの働きで自然に治る場合が多いですが、炎症を繰り返したり、皮膚の深くまで炎症したりすると、赤みが消えずに残る可能性があります。

赤みのあるニキビ跡を改善するセルフケア

赤みのあるニキビ跡を改善するセルフケア

赤みを消すための正しいセルフケアは、下記3つがあります。

  • ターンオーバーを整える
  • スキンケアをする
  • 紫外線対策を行う

ターンオーバーを整える

ターンオーバーを整えると、新しい皮膚に生まれ変わるため、ニキビ跡の赤みだけではなく、他の肌トラブルも改善できます。ターンオーバーを整えるには、バランスの取れた食事や適度な運動、十分な睡眠が必要です。食事面では、ニキビへの効果が高い栄養素であるタンパク質やビタミンC、ビタミンBを摂取すると効果的です。また、日常的に運動する習慣をつけ、6~7時間の睡眠を心がけてください。

スキンケアをする

適切な洗顔や保湿を欠かさずに行うと、肌トラブルの改善が期待できます。メイクをしっかりと落とし、クレンジング後に洗顔料を泡立ててこすらず優しく洗ってください。洗顔後は刺激の少ないアイテムを使用し、保湿ケアを行うと効果的です。

紫外線対策を行う

紫外線は肌の炎症を引き起こしたり、悪化させたりする原因となるため、日常的な紫外線対策が重要です。日焼け止めをしっかりと塗り、日傘や帽子で直射日光を避けてください。

ニキビ跡の赤みに効果的な治療法

医療機関で受けられるニキビ跡の赤みに効果的な治療法は、下記4つがあげられます。

  • ニキビ治療薬
  • ピーリング
  • ポテンツァ
  • IPL光治療

ニキビ治療薬

ニキビ治療薬には、内服薬と外用薬があります。内服薬を服用すると成分が体内で分解されて身体の内側から肌の調子を整えます。外用薬は即効性があり、症状を抑えるのに効果的です。TCBでは、医師が保湿成分を配合したオリジナルの化粧水で、ニキビの改善や美肌効果があるDr‘sローションもご用意しています。
TCBで取り扱っているニキビ治療薬は下記のとおりです。

内服薬
薬剤名 効果・効能
トラネキサム酸
  • 炎症を抑える
  • 炎症後の色素沈着を予防・改善する
シナール
  • メラニン色素の生成を抑え、ニキビ跡などの色素沈着を改善する
ピドキサール
  • ビタミンB6により、皮脂の過剰な分泌を抑え、毛穴の詰まりを予防・改善する
リボフラビン酪酸エステル
  • エネルギー代謝や細胞の再生を促進し、健康な皮膚をつくる
イソトレチノイン
  • 皮脂の分泌を抑え、毛穴の詰まりを解消する
  • 抗炎症作用とアクネ菌に対する抗菌作用を持つため、炎症による赤みや、重度のニキビを改善する
外用薬
薬剤名 効果・効能
アダパレン
  • 毛穴の角質層を薄くし、毛穴詰まりを改善する
ディフェリン
  • 毛穴の角質層を薄くし、毛穴詰まりを改善する
ダラシン
(クリンダマイシンリン酸エステル)
  • 細菌の増殖に必要なタンパク質の合成を阻害する
  • アクネ菌に殺菌作用が働き、炎症を起こしているニキビを改善する
トレチノイン
  • 古い角質をはがして新しい細胞の生成を促す
  • 過剰な皮脂分泌を防ぎ、毛穴の詰まりを解消してニキビを予防する

ピーリング

ピーリングは、肌にジェルやクリームを塗布し、肌の表面を柔らかくして古い角質を剥がすことで、ターンオーバーを正常化する治療です。毛穴を塞ぐ皮脂や汚れを取り除くため、ニキビやニキビ跡を改善する効果が期待できます。肌のざらつきやシミ、くすみの改善にも効果的です。
TCBでは、「ハイドラフェイシャル」「ハイドラジェントル」「ケミカルピーリング」「コラーゲンピール」「ブラックピール」の5種類のピーリング治療をご用意しています。肌質や症状に応じて適切な治療プランは異なるため、カウンセリングの際に医師へご相談ください。

ポテンツァ

ポテンツァとは、極細の針を肌に刺して微細な穴を開け、RF(ラジオ波)を照射して真皮層にエネルギーを届ける施術です。ターンオーバーの正常化やコラーゲン・エラスチンの生成を促進する効果があります。ニキビ跡だけではなく、毛穴の開きやクレーター、たるみなどのさまざまな肌トラブルの改善が可能です。

ポテンツァ

IPL光治療

IPL光治療は、さまざまな波長を持つ特殊な光を肌に照射し、コラーゲン・エラスチンの生成やメラニン色素の分解、毛細血管を収縮する効果があります。ニキビ跡やシミ、そばかす、赤み、毛穴など、さまざまな肌トラブルを同時に改善できます。

  1. IPL光治療の効果1

  2. IPL光治療の効果2

  3. IPL光治療の効果3

まとめ

毛細血管の増加や拡張によって発生する赤みのあるニキビ跡は、自然に治る場合が多いですが、赤みが残ってしまう場合は、正しいセルフケアや医療機関での治療が必要です。バランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠を心がけ、適切なスキンケアや紫外線対策を行ってください。美容皮膚科や美容外科での治療は、ニキビ内服薬やピーリングなどが効果的です。
TCB東京中央美容外科は、患者様の肌の状態を丁寧に診察し、適切な治療をご提案します。赤みのあるニキビ跡でお悩みの方は、お気軽にカウンセリングにお越しください。

このQAを監修したドクター

鎌田 紀美子

銀座有楽町院 院長

鎌田 紀美子

天然美人メーカーとして、元から美人であるかのような違和感のない自然な仕上がりを得意としております。
昨日よりも今日が幸せなあなたであるように、お手伝いできる美容外科医を心がけています。

経歴
1998年
神戸大学法学部 卒業
2013年
東海大学医学部 卒業
2013年
板橋区医師会病院 形成外科
2013年
日本大学附属病院 麻酔科
2015年
品川美容外科 品川本院 部長
2017年
銀座国際美容外科池袋院 院長
2018年
銀座TAクリニック 院長
2021年
東京中央美容外科 八王子院 院長
2022年
東京中央美容外科 六本木院 院長
2024年
東京中央美容外科 銀座有楽町院 院長
備考
日本美容外科学会(JSAS) 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本静脈学会 会員

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