目の下のクマは何が原因?クマを治す改善法と解消法を紹介

2021/04/12 公開

2022/06/03 更新

目の下のクマの原因

目の下のクマが消えず老けて見られる、疲れているように見られるなど、見た目で損をしていませんか? 目の下のクマにはいくつかの種類があり、原因も異なります。しっかり寝ているのにクマが消えないという方は寝不足が原因ではないかもしれません。自分の目の下のクマの原因を知ることで、クマの改善や予防をすることができます。

目の下のクマの原因

目の下のクマの種類は、茶クマ、青クマ、黒クマ、赤クマの4つに分類されます。クマの種類によって原因が異なり、その対策法にも違いがあります。

茶クマの原因と対策法

茶クマ

茶クマの原因

茶クマの主な原因は、色素沈着によるものです。 色素沈着は、摩擦による皮膚への刺激や紫外線の影響により、メラニンという色素が肌に蓄積し発生します。 たとえば、目のかゆみやメイク落としによって目を強く擦っていませんか?目元の刺激は茶クマを引き起こす原因に繋がるため、目を擦る癖がある方はお気をつけください。

自分でできる茶クマの対策

茶クマの対策としては、メラニンの生成を抑えるビタミンAやビタミンC、メラニンの排出を促進するビタミンEを積極的に補うことが大切です。また、ビタミンC誘導体が配合された化粧品の使用も有効とされています。

青クマの原因と対策法

青クマ

青クマの原因

青クマの主な原因は、血行不良によるものです。 毛細血管を流れる血液は通常鮮やかな赤色ですが、寝不足やストレス、疲労などが原因で血中の酸素が少なくなると黒く変色します。黒っぽい血液が流れる毛細血管が、目の下の薄い皮膚から透けて見えることで、青クマとなって現れます。

自分でできる青クマの対策法

青クマの対策としては、目の周りのマッサージをするなど、血液のめぐりを良くしておくことが大切です。また、目の下の血行を促進してくれる果物として、ブルーベリーに含まれるアントシアニンという成分を摂ることで予防に期待ができます。

黒クマの原因と対策法

黒クマ

黒クマの原因

黒クマの主な原因は、加齢による皮膚のたるみや眼窩脂肪によるものです。 目の周りを囲む筋肉に眼輪筋という筋肉がありますが、この筋肉が加齢とともに劣化すると、支えきれなくなった皮膚がたるみ、眼窩脂肪が前に出て目の下がくぼむ可能性もあります。皮膚のたるみやくぼみが下まぶたに影を作り、黒クマとなって現れます。

加齢の他に、乾燥や紫外線によるダメージによって肌のハリや弾力が失われて目の下にクマが発生するケースも考えられます。 また、若いうちから黒クマができてしまう場合もあります。近年スマートフォンやパソコンの普及により、目を常に酷使している状態が増えています。眼精疲労やまばたきの回数の減少によって、眼輪筋が衰えてしまうことも黒クマが発生する要因の1つと考えられます。

自分でできる黒クマの対策法

黒クマの対策としては、目の周りの皮膚の乾燥を防ぎ、栄養成分を補えるスキンケア化粧品を使用するのが効果的です。目元は皮膚が薄く刺激を感じやすいため、アイクリームを使用するなど、優しくケアすることが大切です。

赤クマの原因と対策法

赤クマ

赤クマの原因

赤クマの主な原因は、黒クマと同様に眼窩脂肪によるものです。眼窩脂肪の突出により影ができ、黒く見えれば黒クマで、眼窩脂肪に押し出された眼輪筋が皮膚に透けて赤く見えれば赤クマです。

自分でできる赤クマの対策法

赤クマの対策としては、青クマと同様に血行不良に気をつける必要があるため、マッサージが有効になります。また、目の周りを温めたり冷やしたりすることもクマ対策に繋がります。

目の下のクマはどうやったら治る?

目の下のクマを治すためには、クマの原因に合わせた方法でケアすることが大切です。おすすめのセルフケアから美容医療での治療法まで詳しくご紹介します。

目の下のクマをセルフケアで改善する方法

スキンケア

紫外線予防や保湿など、日頃のスキンケアを行うことがクマの改善に繋がります。肌を乾燥から守り、ターンオーバーを整え、メラニンの生成を抑えるなどシミ予防のケアをしっかりと行うことが茶クマの改善法として有効です。

生活習慣の改善

生活習慣が乱れると肌のターンオーバーが上手く行かなくなり、目の下にクマができやすくなります。塩分を控え、ビタミンが豊富な食べ物を食べるなどの食生活の改善から、十分な睡眠時間の確保、入浴などで目の周りや身体を温め、血行を促進することが茶クマや青クマの改善に効果的です。

目元のマッサージ

目元を優しくマッサージして血行促進、血流改善を行うことで青クマの改善に繋がります。 ただし、色素沈着が原因の茶クマの場合、目元に刺激を与えるマッサージは症状を悪化させてしまう可能性があるため避けるようにしましょう。

眼輪筋トレーニング

眼輪筋と呼ばれる目の周りの筋肉をトレーニングして鍛えることで、クマの改善に期待ができるといわれています。加齢や眼精疲労により目元の筋力が衰えることでたるみの原因となり、クマとして目の下に現れてしまうことがあります。眼輪筋を適切な方法でトレーニングして鍛えることで黒クマの改善に繋がります。ただし、間違った方法でトレーニングを続けてしまうと、しわの原因になってしまうので注意が必要です。

目の下のクマを美容医療で解消する方法

グロースファクター

グロースファクター(成長因子)は、老化した細胞を活性化させる再生治療です。目の下にグロースファクターを注入することで、コラーゲンやエラスチンが増加し、目の周りの皮膚に厚みを持たせることができます。薄い皮膚の上から血管や筋肉が透けて見えることで起こる青クマや赤クマの解消に効果的です。

グロースファクター(成長因子)注入

切らないクマ取り

切らないクマ取りは、下まぶたの裏側から眼窩脂肪を取り除くことで、目の下のふくらみやたるみ、くぼみを改善する施術です。切開を伴わないのでダウンタイムもほとんどなく、傷跡も目立ちません。眼窩脂肪の厚みによって起こる黒クマや赤クマの解消に効果的です。

切らない目の下のクマ取り

目の下のヒアルロン酸注射

目の下のヒアルロン注射は、皮下にヒアルロン酸を注入することで、皮膚にハリを持たせる治療です。皮膚のくぼみをなくすことで目の下の段差をなくし、たるみの下やくぼみにできる影を解消することもできます。薄い皮膚の上から血管や筋肉が透けて見えることで起こる青クマや赤クマ、目の下の影によって起こる黒クマの解消に効果的です。

目の下のヒアルロン酸注射

ピコレーザー

ピコレーザーは、医療用レーザーを使用して皮膚に蓄積しているメラニン色素を破壊する施術です。個人差はありますが、2~4週間に1回、計6回程度の治療で徐々に色素沈着が改善されます。色素沈着によって起こる茶クマの解消に効果的です。

ピコレーザー

このQAを監修したドクター

安本 匠

新宿三丁目院 院長

安本 匠

TCBの「特別指導医」として活躍。
患者様の理想に近づけるための治療プランを複数提案し、術式や予算、リスクについてご納得いただいた上でお選びいただけるよう、丁寧な説明を心がけています。
日本外科学会認定専門医

経歴
2010年
山形大学医学部 卒業
2010年
山形大学医学部附属病院 循環器病センター
2011年
山形大学医学部附属病院 救命救急センター
2011年
日本海総合病院 外科
2012年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科
2013年
日本海総合病院 心臓血管外科 副医長
2014年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科 病院助教
2015年
TCB 東京中央美容外科 福島院 院長
2016年
TCB 東京中央美容外科 郡山院 院長
2017年
TCB 東京中央美容外科 仙台駅前院 院長
2023年
TCB 東京中央美容外科 新宿三丁目院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本外科学会 専門医
日本脈管学会 専門医
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医

目の下の切らないクマ取り・たるみ取り

切らない目の下のクマ治療

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