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2021/07/16 公開
2024/10/09 更新
眼瞼下垂は、見た目の問題だけではなく、頭痛、肩こり、不眠、めまい、自律神経症状などのさまざまな不調をもたらします。
眼瞼下垂の原因は、生まれつきの先天性眼瞼下垂、加齢・機械的刺激・神経や筋肉の疾患による後天性の眼瞼下垂などが考えられます。
眼瞼下垂の主な原因は加齢ですが、10代でも眼瞼下垂になる可能性があります。
眼瞼下垂を根本的に治療をするためには、まぶたを上げる筋肉(上眼瞼挙筋・ミュラー筋)の手術をしなくてはいけません。
ただし、まぶたにテープを貼って目を開かせることで、眼瞼下垂による不調は一時的に改善される可能性があります。
以下で、眼瞼下垂に対して有効なマッサージやセルフケアを紹介します。
巷では、眼瞼下垂を改善させるマッサージ方法が数多く存在しており、中には眉下やまぶたの上を押したり、引っ張ったりする方法を紹介しているところも見受けられます。
しかし、まぶたを直接マッサージしてしまうと、皮膚のリガメント(靭帯)を痛めてしまい、それが原因で目の上のくぼみ・たるみを引き起こしてしまいます。
また、まぶたを強くこすることで眼瞼挙筋腱膜にダメージを与えてしまい、眼瞼下垂が悪化する恐れもあります。
以上のことから、まぶたマッサージは極力避けましょう。
また、眼瞼下垂を改善するためにまぶたのトレーニングをしている方もいらっしゃいますが、まぶたのトレーニングも控えたほうがよいでしょう。
意識的に目を見開いたり目に力を入れたりしても上眼瞼挙筋のトレーニングにはならず、おでこの筋肉(前頭筋)が鍛えられるため、眼瞼下垂は改善されません。
それだけでなく、おでこの筋肉が発達することでおでこのしわができやすくなるため、まぶたのマッサージと同様、まぶたのトレーニングも控えることをおすすめします。
指を曲げて関節をおでこの中央に当てます。おでこをほぐすように、おでこの中央からこめかみにかけて、10回ほどぐるぐる回します。
東洋医学では「眼瞼下垂は腎臓が弱ることによりまぶたの開閉がしにくくなる」と考えられており、眼瞼下垂解消に効果的なツボがあります。
眼瞼下垂に効果的なツボは、手の甲にある「合谷」と、後頭部にある「上天柱」「上風池」「上完骨」です。
合谷は、親指と人さし指の間です。何箇所か押して、重く響くところや硬い場所が見つかった場合は、反対の手の人さし指・中指・薬指の3本を用いて刺激します。
上天柱・上風池・上完骨は、後頭部に横一列で並んでいます。生え際のくぼんだ部分に、人さし指・中指・薬指の3本の指を当て、そこから1〜2cm上の辺りです。
その辺りを押しながら、痛かったりコリコリしたりする場所があればそこが治療点です。治療点がわからなくても、約1分刺激し続ければ効果が得られるといわれています。
眼瞼下垂は、症状が軽度であれば、セルフケアで症状を軽くすることができます。
眼瞼下垂テープは、薬局やコンビニで販売されている、肌色のサージカルテープがおすすめです。
セロハンテープは肌が荒れたりかぶれやすいため、おすすめできません。
また、「アイプチで目をぱっちりと開かせたら眼瞼下垂が改善されるのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、アイプチもおすすめできません。アイプチで目を開かせることで眼瞼下垂による頭痛が解消される場合もありますが、アイプチはまぶたに負担がかかるうえ、不適切な方法で使用するとかえって眼瞼下垂が悪化するリスクがあります。
テープを貼ったら、就寝時以外はずっとそのまま過ごします。
この方法は、まぶたにテープをほぼ1日中貼り続ける必要があるため、外出予定がない日が良いでしょう。
このテープを使用することで、軽度の眼瞼下垂であれば症状が軽くなります。
もしこちらを実践して、"目の奥のズーンとした重い痛み"、"首・肩コリ"、"頭痛"、"眼精疲労"、"不眠・鬱"から解放された方は、腱膜性眼瞼下垂の症状が原因だったと判明します。
「最近、目の開きが悪いな」と感じられる方は、ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか?
TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】