まぶたが薄いため血管が浮き出て見える症状は改善できる?
放置していても問題ありませんか?

2021/10/19 公開

2024/10/09 更新

まぶたの血管が浮き出て見える原因は、まぶたの皮膚が薄いことで、まぶたの皮膚の下にある毛細血管が、赤く浮き出て見えてしまうことにより起こります。まぶたの皮膚が薄いことは、病気ではありません。なのでこの場合は放置しておいて問題はありません。

血管が浮き出て見えるまぶたの参考画像

女性は男性よりもコラーゲンの量が少なく、真皮が薄いのですが、女性ホルモンの分泌低下により40歳以降コラーゲンの量は次第に減少します。食事での栄養バランス、睡眠不足などに気をつけ、ホルモンバランスを整えたり、スキンケアの方法を見直すことで、改善できる可能性はあります。
もしまぶたの血管が浮き出て見える症状がセルフケアだけで改善できない場合は、医師などに相談しながら、目周りのHIFU治療など皮膚のコラーゲンを増やす治療を検討してみても良いかもしれません。

まぶたや口唇が腫れる血管浮腫(クインケ浮腫)という蕁麻疹(じんましん)によって、まぶたの血管が見える場合もあります。気になる場合は、抗ヒスタミン剤が有効です。

抗ヒスタミン剤でも良くならない場合、まぶたの皮膚が薄く血管が浮き出ている症状は、毛細血管拡張症の可能性があります。

毛細血管拡張症は皮膚の真皮の浅い部分の毛細血管が持続的に拡張し、皮膚の表面から血管が透けて見える症状です。皮膚の炎症は伴わないため、薬では改善しないため、レーザー治療の適応となります。血管内のヘモグロビンに吸収されやすく、比較的深部に到達する波長のレーザーを用いて、毛細血管の拡張を改善します。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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