まぶたが薄いため血管が浮き出て見える症状は改善できる?
放置していても問題ありませんか?

2021/10/19 公開

2021/11/25 更新

まぶたの血管が浮き出て見える原因は、まぶたの皮膚が薄いことで、まぶたの皮膚の下にある毛細血管が、赤く浮き出て見えてしまうことにより起こります。まぶたの皮膚が薄いことは、病気ではありません。なのでこの場合は放置しておいて問題はありません。

血管が浮き出て見えるまぶたの参考画像

女性は男性よりもコラーゲンの量が少なく、真皮が薄いのですが、女性ホルモンの分泌低下により40歳以降コラーゲンの量は次第に減少します。食事での栄養バランス、睡眠不足などに気をつけ、ホルモンバランスを整えたり、スキンケアの方法を見直すことで、改善できる可能性はあります。
もしまぶたの血管が浮き出て見える症状がセルフケアだけで改善できない場合は、医師などに相談しながら、目周りのHIFU治療など皮膚のコラーゲンを増やす治療を検討してみても良いかもしれません。

まぶたや口唇が腫れる血管浮腫(クインケ浮腫)という蕁麻疹(じんましん)によって、まぶたの血管が見える場合もあります。気になる場合は、抗ヒスタミン剤が有効です。

抗ヒスタミン剤でも良くならない場合、まぶたの皮膚が薄く血管が浮き出ている症状は、毛細血管拡張症の可能性があります。

毛細血管拡張症は皮膚の真皮の浅い部分の毛細血管が持続的に拡張し、皮膚の表面から血管が透けて見える症状です。皮膚の炎症は伴わないため、薬では改善しないため、レーザー治療の適応となります。血管内のヘモグロビンに吸収されやすく、比較的深部に到達する波長のレーザーを用いて、毛細血管の拡張を改善します。

このQAを監修したドクター

安本 匠

新宿三丁目院 院長

安本 匠

TCBの「エリア総括院長」として活躍。
患者様の理想に近づけるための治療プランを複数提案し、術式や予算、リスクについてご納得いただいた上でお選びいただけるよう、丁寧な説明を心がけています。
日本外科学会認定専門医

経歴
2010年
山形大学医学部 卒業
2010年
山形大学医学部附属病院 循環器病センター
2011年
山形大学医学部附属病院 救命救急センター
2011年
日本海総合病院 外科
2012年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科
2013年
日本海総合病院 心臓血管外科 副医長
2014年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科 病院助教
2015年
TCB 東京中央美容外科 福島院 院長
2016年
TCB 東京中央美容外科 郡山院 院長
2017年
TCB 東京中央美容外科 仙台駅前院 院長
2023年
TCB 東京中央美容外科 新宿三丁目院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本外科学会 専門医
日本脈管学会 専門医
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医

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