ほうれい線へのヒアルロン酸注入のデメリットは?失敗例やクリニックの選び方も紹介

2024/09/25 公開

2024/09/26 更新

ほうれい線へのヒアルロン酸注入のデメリットは?失敗例やクリニックの選び方も紹介

ほうれい線は、加齢や肌のバリア機能の低下、表情筋の衰えなどによって目立つようになります。主に線維芽細胞の働きの衰えや紫外線の影響などが原因となり、若いうちから目立つ方もいれば、年齢を重ねるごとに溝が深くなっていく方もいます。
ほうれい線の改善にはヒアルロン酸注入が効果的ですが、治療前にどのようなデメリットや副作用、失敗例があるのか把握して、適切なクリニック選びをすることが重要です。
このコラムでは、ヒアルロン酸注射のデメリット、失敗例を紹介したあとに、失敗しないためのクリニックの選び方について解説します。ヒアルロン酸注入で気になる部位の改善を検討中の方は、ぜひご覧ください。

ほうれい線へのヒアルロン酸注入のデメリット

ほうれい線へのヒアルロン酸注入のデメリット

ほうれい線のヒアルロン酸注入のデメリットは、以下の3つがあげられます。

  • 定期的に注入する必要がある
  • コストがかかる
  • 満足する効果が得られないケースもある

定期的に注入する必要がある

ヒアルロン酸は、時間が経つと徐々に体内に吸収されます。
吸収されたあとはもとに戻ってしまうため、効果が切れる前に定期的に治療を受ける必要があります。
一般的な効果持続期間は6ヶ月~2年程度です。効果の持続期間は個人差があるため、治療頻度は医師との相談が必要です。

コストがかかる

定期的に治療を繰り返すため、ヒアルロン酸注入でほうれい線を改善させる場合は治療を受けるたびにコストがかかります。
ヒアルロン酸1ccあたりの相場は9,000~90,000円ほどとなり、ほうれい線には1~2cc(両側)ほどの量が必要となるため、毎回9,000~180,000円ほどのコストがかかると考えておく必要があるでしょう。
そうなると、安いヒアルロン酸を扱っているクリニックを選んでしまいがちですが、安いヒアルロン酸は効果の持続期間が短いなどのデメリットもあるため、コストだけではなく持続期間なども総合して製剤を選ぶ必要があります。

満足する効果が得られないケースもある

ヒアルロン酸の量や注入箇所によっては、思っていたほどほうれい線がなくならないと感じることがあるかもしれません。理想の状態は人それぞれですが、医師とのカウンセリングが不十分だと、理想がしっかり医師に伝わっておらず満足できなかったと感じる人もいます。
また、ヒアルロン酸は肌表面にボリュームを与える治療であるため、筋膜や皮膚のたるみが原因の場合は思ったような効果が得られないケースもあります。

ほうれい線へのヒアルロン酸注入の失敗例

ほうれい線へのヒアルロン酸注入の失敗例

ほうれい線へのヒアルロン酸注入は、失敗してしまうと顔の印象を大きく変えてしまうこともあります。
ここからは、ヒアルロン酸注入の失敗例を紹介します。

しこりができてしまった

ヒアルロン酸は、注入する深さを間違えたり均一に注入されなかったりすると、余った分がしこりとなって表面から見たときに凹凸ができてしまうことがあります。
徐々に体内に吸収される性質上、時間の経過とともに解消される場合がほとんどですが、余分なヒアルロン酸を溶解する治療が必要になるケースもあります。
ヒアルロン酸の注入は、均一に適量を注入することで、しこりや凹凸を防げます。

不自然な仕上がり

ヒアルロン酸の注入量や位置の不備は、仕上がりにも影響します。
顔のパーツは少しでも変化があると印象に大きく影響を及ぼすため、適切にヒアルロン酸が注入されなかったことによる違和感は自分だけではなく他人も抱く可能性があります。
量は少なすぎても多すぎても仕上がりが不自然になる原因となるため、適切な注入量を判断できる医師に治療を頼む必要があります。

すぐもとに戻ってしまった

ヒアルロン酸注入によるほうれい線の治療は、適切な量のヒアルロン酸によってほうれい線の皮膚を持ち上げることでふっくらとさせるのが特徴です。しかし、ヒアルロン酸の量が足りなかったり、適切な種類のヒアルロン酸を選んでいなかったりした場合、すぐもとに戻ってしまうことがあります。
もともと半永久的な効果が期待できる治療ではありませんが、数日~数週間といった短い期間でもとに戻ってしまう場合は治療が失敗した可能性があります。

治療前よりもほうれい線が目立つ

ほうれい線は口元に線が入ることで目立って見えるため、ヒアルロン酸注入では凹んだ部分に製剤を注入してふっくらさせることで線を目立たなくさせます。しかし、注入する位置が適切ではなく頬や口元にヒアルロン酸を注入してしまうと、治療前よりもかえってほうれい線が目立つことにもなりかねません。
ヒアルロン酸は注入して数日間かけて皮膚に馴染んでいくため、ある程度の期間様子を見て問題ありませんが、ほうれい線が治療前よりも目立つ状態が続くようなら再度治療が必要なケースもあります。

ヒアルロン酸注入で失敗しないためのクリニック選び

ヒアルロン酸注入で失敗しないためのクリニック選び

ほうれい線へのヒアルロン酸注入は、デメリットや失敗例などもありますが、適切なクリニック選びをすることで解消できる場合もあります。
ここからは、ヒアルロン酸注入で失敗しないためのクリニック選びを紹介します。

適切なヒアルロン酸の種類を取り扱っているクリニックを選ぶ

ヒアルロン酸にはさまざまな種類があり、それぞれ柔らかさや持続期間、製造会社などが異なります。そのため、いくつかのヒアルロン酸を取り扱っているクリニックを選ぶのがおすすめです。
TCB東京中央美容外科では3種類のヒアルロン酸をご用意しております。

ヒアルロン酸注射

症例が豊富なクリニックを選ぶ

ヒアルロン酸注入は、簡単に思えますが医師の技術と知識が必要な治療です。そのため、ヒアルロン酸注入の症例が豊富なクリニックを選ぶようにしましょう。
上述した失敗例は、多くが注入量・注入箇所・製剤の種類などを見誤ったために起こるものです。数多くの症例があり、どのような症状にも対応できる技術力があるクリニックを選ぶことをおすすめします。

ヒアルロン酸以外のほうれい線治療

ヒアルロン酸以外のほうれい線治療

ヒアルロン酸以外にも、以下の方法でほうれい線を解消できます。

  • 糸リフト
  • ハイフ(HIFU)

糸リフトは、頬にコグ(棘)のついた医療用の糸を挿入して皮膚を引き上げる施術法です。
たるんでしまった皮膚を物理的に引き上げることで、高い効果が得られます。

糸リフト

ハイフは、超音波のエネルギーを使ってたるみを改善させる切らないリフトアップと呼ばれる治療です。肌表面や周辺の組織を傷つけずに超音波を1点に集中させることで、ほうれい線を引き上げる効果が得られます。

医療ハイフ

まとめ

ヒアルロン酸注射にはいくつかデメリットや注意点がありますが、クリニックを適切に選ぶと、ほうれい線を改善できます。クリニック選びを慎重に行い、ほうれい線をしっかり改善できる方法を一緒に探してくれる医師を見つけてください。
TCB東京中央美容外科では、カウンセラーや医師によるカウンセリングにて、疑問点や不安なことなどを質問しやすい環境づくりを心がけています。治療に関してのメリット・デメリットをしっかりお伝えしたうえで、患者様のお悩みを解決できる方法をご提案します。ほうれい線にお悩みの方は、ぜひ一度無料カウンセリングにお越しください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「エリア総括院長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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