美容整形後メンテナンスしないとどうなる?施術ごとに解説

2025/08/08 公開

2025/08/12 更新

美容整形を受けると、長年にわたりメンテナンスをしなければならないと考える方が多いのではないでしょうか。しかし、効果が長期間持続し、メンテナンスが不要だと考えられる施術もあります。
このコラムでは、メンテナンスが不要だと考えられる施術や必要な施術、メンテナンスが不要な施術でも変化が起こる理由を紹介します。施術後のメンテナンスについて心配な方は、ぜひご覧ください。

メンテナンスが不要だと考えられる美容整形

メンテナンスが不要だと考えられる美容整形は、主に以下の3種類です。

  • 鼻プロテーゼ
  • 目の周辺を切開する手術
  • 脂肪吸引

鼻プロテーゼ

シリコンプロテーゼを使用して鼻を高く見せる隆鼻術は、医療用の人工軟骨を使用するため、一般的には形が変わったり変質したりすることはありません。個人差はありますが、医師によって高さや幅などを調整して適切に挿入すれば、術後のメンテナンスは基本的に不要です。

鼻プロテーゼ(隆鼻術)の施術ページはこちら

目の周辺を切開する手術

二重切開法、目頭切開、目尻切開など、切開によって二重まぶたにしたり目を大きく見せたりする手術は、メンテナンスの必要がないと言われています。切開して縫合するため、効果が長期間持続します。

二重整形・目元整形の施術ページはこちら

脂肪吸引

脂肪吸引は、皮下脂肪を吸い取って脂肪細胞の数自体を減らす施術です。肥満の原因となる脂肪細胞を減らせるため、リバウンドしにくい特徴があります。

脂肪吸引の施術ページはこちら

メンテナンスが必要な美容整形

メンテナンスが必要な美容整形は、主に以下の5種類です。

  • ボトックス注射
  • ヒアルロン酸注射
  • 二重埋没法
  • 糸リフト
  • 脂肪溶解注射

ボトックス注射

ボトックス注射は、表情ジワや発達したエラなどに注入して、筋肉の動きを抑制する施術です。施術後1週間程度かけて徐々に効果が現れ始め、3~6ヶ月程度持続します。効果が永久に続く施術ではないため、持続させたい方は定期的に施術を受ける必要があります。

ボトックス注射(ボツリヌストキシン注射)の施術ページはこちら

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射は、溝にボリュームを与えて肌表面をなめらかにする効果や、立体感を出す効果が期待できる治療です。ほうれい線、しわの改善や、涙袋、唇、鼻の形成などさまざまな用途で使用されます。使用するヒアルロン酸や注入する部位によって持続期間は異なりますが、徐々に体内に吸収されるため永久的な効果はありません。効果を持続させるためには、定期的な治療をおすすめします。

ヒアルロン酸注射の施術ページはこちら

二重埋没法

二重埋没法は、糸でまぶたを留めて二重を目指す施術です。糸が切れたり、脂肪の量が変化したりすると元に戻ってしまう可能性があります。その場合は、再度埋没法を行うか、切開法による二重整形を検討する必要があります。

二重埋没法の施術ページはこちら

糸リフト

糸リフトは、皮膚の下にコグ(棘)のついた糸を挿入して、たるみを引き上げる施術です。コラーゲンやエラスチンの増生によって、ハリ・弾力を回復させる効果も期待できます。糸の種類によって効果の持続期間は異なりますが、一般的には6ヶ月~3年程度です。

糸リフト(スレッドリフト)の施術ページはこちら

脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は、脂肪細胞の分解作用のある薬剤を注入し、老廃物として排出する施術です。1回の施術でも効果が期待できますが、複数回施術を受けるとより効果を実感しやすくなります。サイズダウンするほどの効果を求める方は、複数回の施術が必要な場合があります。

脂肪溶解注射の施術ページはこちら

メンテナンスが不要な施術でも変化が起こる理由

美容整形は、効果の持続性以外の要因によって変化が起こる可能性があります。主に以下の3つが原因です。

  • 加齢
  • 体重の増減
  • 衝撃による変形

加齢

長期間効果が持続する施術を受けても、加齢により皮膚や筋肉に変化が生じると、メンテナンスが必要になるケースがあります。美容整形の効果は持続しても、施術直後の状態とは違うと感じる場合もあるため、加齢によってどのように変化するか事前に医師に確認しておきましょう。

体重の増減

脂肪量の変化によって体重が極端に増減すると、施術した箇所にゆがみが生じてバランスが崩れる場合があります。施術時の脂肪量に合わせて美容整形を行うため、体重の管理には注意が必要です。

衝撃による変形

美容整形をした箇所に日常生活では起こらないような衝撃を受けた場合、施術箇所が変形する可能性があります。例えばプロテーゼは変形しにくい物質で作られていますが、事故や転倒などで顔に強い衝撃を受けると変形してしまう恐れがあります。衝撃で変形してしまった場合は、再度施術が必要な可能性があるため、医師に相談しましょう。

まとめ

美容整形を受けると必ずメンテナンスが必要なのかと疑問をもつ方は少なくありませんが、施術によってはメンテナンス不要な場合があります。施術によってメンテナンスの有無は変わってくるため、カウンセリングで医師とよく相談することが重要です。
TCB東京中央美容外科では、医師による丁寧なカウンセリングで患者様に合った施術を提案します。美容整形に興味がある方はぜひ無料カウンセリングにお越しください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
日本美容医療学会(JAPSA) 代表理事

関連したご質問

全国のTCBを探す

  • 都内
  • 関東
  • 北海道
  • 東北
  • 中部
  • 関西
  • 中国・四国
  • 九州・沖縄
  • Web予約をする
  • LINE相談・予約

電話予約受付時間:9:00~23:00 
診療時間:9:00~19:00(不定休)
※一部クリニックは異なります。
LINE相談・Web予約24時間受付中

公式SNS
 X
LINE