しわが眉間周辺にあると、人相が悪く見えたり老けた印象を周りに与えてしまう場合があります。
眉間のしわ治療(ボトックス・ヒアルロン酸)とは、眉間のしわの原因となる眉間周辺の表情筋に、ボトックスもしくはヒアルロン酸を注射することで、しわの改善を目指す治療です。治療時間は10分程度で完了します。
眉間に限らず表情筋のしわは、今あるしわの改善だけでなく、しわが深く刻まれる前の20代~30代のうちに注射することで、将来加齢によりしわが固定化するのを防ぐ予防治療の働きもあります。
眉間のしわ治療 (ボトックス) 症例写真はこちら
「加齢だけではない!」眉間のしわの原因
加齢によって皮膚の線維組織や水分量が低下してしまうこともしわが深くなってしまう原因になります。しかし眉間のしわは主に表情によって形成されていることが多いのです。
表情のくせ
考え事をしている時、スマホや読書など小さな文字を見ているとき、また眩しいときなど、つい眉間にしわを寄せてしまうことがありませんか?
「痛い」「困った」「苦しい」「眩しい」などの時につい眉間にしわを寄せてしまうこのクセが眉間のしわの原因となります。なかなか治そうと思っても無意識でしているクセですからなかなか難しいでしょう。
紫外線や乾燥などによる肌ダメージ
眉間のしわは「表情ジワ」ですが、「乾燥」とも無縁ではありません。お肌が乾燥したり紫外線の影響を受けることでしわが刻まれやすくなります。
バニーライン
眉間の下のしわにボトックス注射でアプローチ
バニーラインとは、笑ったときや怒ったとき、目をギュッと閉じたときに目頭から鼻に向かって、斜めや横に寄るしわのことです。アメリカのうさぎのキャラクターに似ていることから、このしわはバニーラインと呼ばれるようになりました。
顔の中心にくしゃくしゃの強いしわがあることで、常に怒っているように見えてしまい、悪い印象を与えてしまう可能性があります。
バニーラインを改善するために、ボトックス注射が効果的で、状態によってはヒアルロン酸を併用することで、さらなるしわ改善効果が期待できます。
ボトックスをしわがある箇所に注入することで、筋肉がゆるみ皮膚にハリがでます。
気になるしわが消えることで、若々しい印象を目指せます。
眉間のしわ治療「ボトックスとヒアルロン酸注射」
眉間のしわ治療は基本的にはボトックス注射で行います。
ボトックスとはボツリヌス菌の作り出す毒素成分(ボツリヌストキシン)を注射することで、筋肉の動きを止めることによってしわを軽減します(※ボツリヌス菌そのものを注射するわけではありません。)。
眉間のしわの原因となっている鼻根筋びこんきん と皺眉筋しゅうびきん に注射します。
眉をひそめなくても、表情に関係なく常にしわがあり、深い場合にはヒアルロン酸注射もしくは併用治療がおすすめです。
ヒアルロン酸は生体内にもある成分で、ジェル状の物質を皮下に打つことでしわを盛り上がらせて目立ちにくくします。
眉間のボトックス注射
眉毛の直上にある皺眉筋と、鼻根に数ヶ所注射します。所要時間は5分程度です。
針を刺すときにチクッとした痛みがあり、薬液を注入しているときはつねられているような感覚の痛みの種類になります。痛みが怖い方は、各種麻酔を取り揃えておりますのでご安心ください(後述)。
効果は数日で現れ、1~2ヶ月をピークに徐々に効果が薄れていきます。再度しわが目立つようになったら再度注射をおすすめします(目安は3~6ヶ月程度)。
ボトックス注射の経過とダウンタイム
ダウンタイムはほとんどありません。
腫れ
なし
内出血
まれに出ることがあります
入浴
当日より可
洗顔・メイク
当日より可
運動
当日より可
マッサージ
翌日から可
眉間のボトックス注射における副作用
針を刺すことによって内出血が起こることがあります。
ただし眉間の注射での内出血は広範囲に広がることはありません。TCBでは極細針を使用しますので、内出血が出じたとしても1~2ミリ程度の範囲ですのでメイクで隠すことが可能で、2週間程度で消失することがほとんどです。
ボトックスの副作用としては、効きすぎることによる問題 がほとんどです。しかし良くも悪くもボトックスの効果は数ヶ月でなくなるため、効きすぎの問題もいずれもとに戻ります。
眉間にボトックスを効かせすぎた場合、眉をひそめることができなくなります。広範囲に広がり、おでこの筋肉(前頭筋)まで効かせてしまうとまぶたが重く目が開きづらくなってしまうことがあります。
妊娠中のボトックス治療は不可
ボトックスは、妊婦および胎児に対する安全性が確立されていません。 妊娠中の方、または妊娠している可能性のある方はボトックス治療を受けることができませんので、該当する方は必ず医師に申告してください。 授乳婦の方についても同様です。ボトックス治療後は女性で2ヶ月、男性で3ヶ月間の避妊が必要です。
ボツリヌストキシン製剤の種類
TCBでは、A型ボツリヌス毒素の成分を含む韓国製の「ローズトックス」をご用意しています。
ボトックスの種類について
ボトックス注入量目安
眉間
12単位(U)
眉間のヒアルロン酸注射
眉間のしわの場合、ボトックス注射のみでも改善の効果は期待できますが、表情とは関係なく深いしわが形成されている方、ボトックス注射では毎回目が重たくひらきづらくなってしまう方にはヒアルロン酸注射がおすすめです。
眉間のしわ1本につき、1~2回針を刺して注入します。 注入量はしわ1本につき0.1~0.3cc、所要時間はしわ1本につき1,2分程度です。
針を刺すときにチクッとした痛みと、注入中は押されるような感覚、入ってくるような感覚があります。なお痛みが心配な方は各種麻酔を取り揃えておりますのでご安心ください(後述)。
マイクロカニューレによる注入
針を何回も指すのが怖い方は、マイクロカニューレを使用した注入法がオススメです。マイクロカニューレとは、先端が丸く横から薬液が出るように作られた柔らかい特殊なカニューレ(管)のことです。
通常の針は、しわに合わせて複数回針を刺して注入する必要があります。
マイクロカニューレの場合は1ヶ所に針を刺し、多方向にヒアルロン酸を注入することが可能です。
ヒアルロン酸注入時に使われるマイクロカニューレ
先端が丸いため血管や神経などを傷つけにくく、内出血のリスクを軽減できます。
ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸は体内にもともとある物質で、肌の水分を保つ役割があります。透明なジェル状の物質で、皮下に注入することでふくらみを持たせしわを改善する効果が期待できます。
注射されたヒアルロン酸は分解吸収されてしまうため時間とともになくなってしまいます。持続効果はヒアルロン酸製剤の種類によって異なり、数ヶ月~2年程度です。
ヒアルロン酸の種類と選び方について
経過とダウンタイム
注射による傷跡は針穴程度で、メイクやシャワー、入浴、運動は施術当日から可能です。お酒を飲むとむくみがでやすくなるので、腫れがひくまでは飲酒を控えていただくのが良いでしょう(注射後2~3日が目安)。
持続は数ヶ月~2年程度ですが、ヒアルロン酸の種類によって異なります。
まれに針を刺した部位に内出血が生じることがありますが、メイクで隠せる程度で、2週間ほどで徐々に目立ちにくくなります。
注射直後に触ると皮下にやや硬い感触が残る場合がありますが、通常2~3日程度で馴染みます。また、見た目への影響は少ないです。
重篤な副作用・合併症を避けるために
ヒアルロン酸が血管内(動脈)に注入されると血管を詰まらせて皮膚が壊死してしまうことがあります。
このような例は発生する箇所が決まっていますので、該当部を避けて注射することが安全です。眉間はこの合併症が起こるリスクの低い部位です。
注射の痛みが怖い方へ
痛みに弱い方は各種麻酔の用意がありますのでご安心ください。
種類
効能
極細針
通常の針よりかなり細い特注針
笑気麻酔
吸入することで痛みの感覚が鈍くなり、リラックスした感覚になります。
表面麻酔
局所麻酔薬を針を刺す部分に貼り付けることで痛みを鈍くします。
当院の麻酔について
ヒアルロン酸の種類によって異なります。
眉間のしわ治療(ボトックス)の料金
TCB東京中央美容外科では患者様にご満足いただける施術を多数ご用意しております。
施術ごとの詳しい価格については料金表をご覧ください。
料金表を見る
本ページの監修医師
ボトックス注射は、切開せずに小顔になれたり、バニーラインと呼ばれる眉間のシワを改善できたりと、人気の高い治療です。
ボトックス注射の特徴は治療効果の高さにあります。
治療の効果が高い分、効きすぎによる問題が起こる可能性もありますが、量や部位を調整すれば、表情の引きつれや目つきが悪くなるなどの副作用を防ぐことができます。
当院では患者様一人ひとりに合った治療をするために、お悩みや不安な点、ご要望をカウンセリング時にしっかりと伺いますので、ぜひ一度ご来院ください。
東京中央美容外科【TCB梅田大阪駅前院】 院長 寺西 宏王
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経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
TCB東京中央美容外科は、日本美容外科学会(JSAS)正会員、日本形成外科学会(JSAPS)専門医・正会員、日本形成外科手術手技学会会員、日本外科学会会員・専門医、日本整形外科学会会員・専門医、日本皮膚科学会会員、日本抗加齢医学会正会員、日本アンチエイジング外科学会会員、乳房再建エキスパンダーインプラント責任医師、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会正会員、日本静脈学会会員、日本脈管学会専門医、下肢静脈瘤血管内焼灼術指導医、日本創傷外科学会会員・専門医、日本熱傷学会会員・専門医、日本創傷治癒学会会員、皮膚腫瘍外科分野指導医・領域指導医、日本Acute Care Surgery学会会員、日本整容脳神経外科学会会員、日本頭蓋額顔面外科学会正会員、日本口蓋裂学会正会員、日本ペインクリニック学会正会員、日本マイクロサージャリー学会会員、日本麻酔科学会正会員、麻酔科認定医、麻酔科標榜医、臨床研修指導医、日本臨床外科学会会員、医学博士、などの資格を持つ医師が在籍しています。
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患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。