眉間のしわは不機嫌に見えたり、人相が悪くなったりする要因になります。残念ながら一度できてしまうと自力では改善できません。
一度できてしまったしわも、ボトックス注射・ヒアルロン酸注射によって10分程度で簡単に治療することが可能です(基本はボトックス注射ですが、どちらで治療すれば良いのかも解説します)。
- 施術名:
- 眉間のしわボトックス注射
- 施術の説明:
- ボトックスを注入し表情筋の過剰な動きを和らげることで、しわを目立たなくする施術です。
- 施術の副作用(リスク):
- 腫れ・痛み・内出血:2週間程度
- まれに起こる副作用(リスク):
- 熱感・感染症・むくみ・つっぱり・アレルギー・だるさなど
- 施術の価格:
- 3,500円(税込) ~
「加齢だけではない!」眉間のしわの原因
加齢によって皮膚の線維組織や水分量が低下してしまうこともシワが深くなってしまう原因になります。しかし眉間のしわは主に表情によって形成されていることが多いのです。
表情のくせ
考え事をしている時、スマホや読書など小さな文字を見ているとき、また眩しいときなど、つい眉間にシワを寄せてしまうことがありませんか?
「痛い」「困った」「苦しい」「眩しい」などの時につい眉間にシワを寄せてしまうこのクセが眉間のしわの原因となります。なかなか治そうと思っても無意識でしているクセですからなかなか難しいでしょう。
紫外線や乾燥などによる肌ダメージ
眉間のシワは「表情ジワ」ですが、「乾燥」とも無縁ではありません。お肌が乾燥したり紫外線の影響を受けることでシワが刻まれやすくなります。
眉間のしわ治療「ボトックスとヒアルロン酸注射」
眉間のしわ治療は基本的にはボトックス注射で行います。
ボトックスとはボツリヌス菌の作り出す毒素成分(ボツリヌストキシン)を注射することで、筋肉の動きを止めることによってしわを消します(※ボツリヌス菌そのものを注射するわけではありません。)。
眉間のしわの原因となっている鼻根筋と皺眉筋に注射します。
眉をひそめなくても、表情に関係なく常にしわがあり、深い場合にはヒアルロン酸注射もしくは併用治療を行います。
ヒアルロン酸は生体内にもある成分で、ジェル状の物質を皮下に打つことでしわを盛り上がらせて目立ちにくくさせます。
眉間のボトックス注射
眉毛の直上にある皺眉筋と、鼻根に数か所注射します。所要時間は5分程度です。
針を刺すときにチクッとした痛みがあり、薬液を注入しているときはつねられているような感覚の痛みの種類になります。痛みが怖い方は、各種麻酔を取り揃えておりますのでご安心ください。
注射の痛みが怖い方へ
効果は数日で現れ、1ヶ月、2ヶ月をピークに徐々に効果が薄れていきます。再度しわが目立つようになったら再度注射をします(目安は3ヶ月から6ヶ月程度)。
ボトックス注射の経過とダウンタイム
ダウンタイムはほとんどありません。
腫れ |
なし |
内出血 |
まれに出ることがあります |
入浴 |
当日より可 |
洗顔・メイク |
当日より可 |
運動 |
当日より可 |
マッサージ |
翌日から |
眉間のボトックス注射における副作用
針を刺すことによって内出血が起こることがあります。
ただし眉間の注射での内出血は広範囲に広がることはありません。TCBでは極細針を使用しますので、内出血が生じたとしてもせいぜい直径1、2mm程度の範囲ですのでファンデーションで隠すことは十分可能で、2週間以内には消失します。
ボトックスの副作用としては、効きすぎることによる問題がほとんどです。しかし良くも悪くもボトックスの効果は数か月でなくなります。効きすぎの問題もいずれは改善し元に戻ります。
眉間にボトックスを効かせすぎた場合、まったく眉をひそめることができなくなります。広範囲に広がり、おでこの筋肉(前頭筋)まで効かせてしまうとまぶたが重く目が開きづらくなってしまうことがあります。
妊娠中のボトックス治療は不可
ボトックスは、妊婦および胎児に対する安全性が確立されていません。
妊娠中の方、または妊娠している可能性のある方はボトックス治療を受けることができませんので、該当する方は必ず医師に申告してください。授乳婦の方についても同様です。ボトックス治療後は女性で2ヶ月、男性で3ヶ月間の避妊が必要です。
ボツリヌストキシン製剤の種類
TCBでは2種類のボツリヌストキシンをご用意しております。
1つは厚労省に認可されているアラガン社製「ボトックス®」と、もう1つは安価な韓国製の「ボツラックス®」です。どちらも成分はボツリヌス菌毒素です。
ボトックスの種類について
眉間のヒアルロン酸注射
基本的にはボトックス注射だけで治療できますが、表情とは関係なく深いしわが形成されている方、ボトックス注射では毎回目が重たくひらきづらくなってしまう方にはヒアルロン酸注射で治療を行います。
眉間のしわ1本につき、1,2回針を刺して注入します。
注入量はおよそ0.1cc~となり、所要時間は2分程度です。
針を刺すときにチクッとした痛みと、注入中は押されるような感覚、入ってくるような感覚があります。なお痛みが怖い方は各種麻酔を取り揃えておりますのでご安心ください(後述)。
マイクロカニューレによる注入で針を刺す回数を減らし、きれいな仕上がりに
針を何回も指すのが怖い方は、マイクロカニューレを使用した注入法がオススメです。マイクロカニューレとは、先端が丸く横から薬液が出るように作られた柔らかい特殊なカニューレ(管)のことです。
通常の針ではしわにあわせて何度も針を刺して注入していかなければなりませんが、マイクロカニューレであればこれを挿入する1か所だけ針をさして処置をすることが可能で、皮下に沿わせて1回で注入することができます。
ヒアルロン酸注入時に使われるマイクロカニューレ
先端が丸いことによって血管や神経などを傷つけてしまうことがなく、内出血のリスクが激減出来ます。
ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸は体内にもともとある物質で、肌の水分を保つ役割があります。透明なジェル状の物質で、皮下に注入することでふくらみを持たせシワを隆起させて解消します。
注射されたヒアルロン酸は分解吸収されてしまうため時間とともになくなってしまいます。持続効果はヒアルロン酸製剤の種類によって異なり、数か月~2年程度です。
ヒアルロン酸の種類と選び方について
経過とダウンタイム
傷跡は注射の針穴だけで、直後にメイク可能です。シャワー、入浴・運動も問題ありません。アルコールについてはむくみが出現しやすくなるので、腫れがひくまでは控えていただくのが良いでしょう(注射後2-3日が目安)。
持続は数か月~2年程度ですが、ヒアルロン酸の種類によって異なります。
ごく稀に針を刺した場所に一致して内出血が発生することがありますが、メイクで隠せる程度で、2週間程度の経過で完全に消失します。
注射直後は触ると皮下にやや硬めに触れます。しかし見た目は問題なく人前にも出ることが可能です。2,3日経つとなじんで硬く触れなくなっていきます。
重篤な副作用・合併症を避けるために
ヒアルロン酸が血管内(動脈)に注入されると血管を詰まらせて皮膚が壊死してしまうことがあります。
このような例は発生する箇所が決まっていますので、該当部を避けて注射することが最も安全です。眉間のヒアルロン酸注入では、この合併症が起こるリスクは極めて低いです。
注射の痛みが怖い方へ
痛みに弱い方は各種麻酔の用意がありますのでご安心ください。
種類 |
効能 |
極細針 |
通常の針よりかなり細い特注針 |
笑気麻酔 |
吸入することで痛みの感覚が鈍くなり、リラックスした感覚になります。 |
表面麻酔 |
局所麻酔薬を針を刺す部分に貼り付けることで痛みを鈍くします。 |
当院の麻酔について
眉間のしわ治療(ヒアルロン酸)の料金
TCB東京中央美容外科では患者様にご満足いただける施術を多数ご用意しております。
施術ごとの詳しい価格については料金表をご覧ください。
料金表を見る
本ページの監修医師
ヒアルロン酸注射は美容整形の中でも人気の高い治療の1つで、顔のしわやほうれい線の解消、涙袋や鼻など、さまざまな部位に注入することが可能です。ダウンタイムも短く手軽で安全性の高い治療のため、初めて美容整形を受ける方にもおすすめです。手軽な治療である反面、使用するヒアルロン酸の選定や注入する部位、量によって、仕上がりは大きく変わってきます。TCBでは経験豊富な医師が、患者様の要望に適したヒアルロン酸を選定します。いつまでも若々しくありたいという患者様の気持ちにとことん向き合いますので、ぜひ一度ご相談ください。
東京中央美容外科【TCB梅田大阪駅前院】
院長 寺西 宏王
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経歴
- 2004年
- 兵庫医科大学 卒業
- 2004年
- 兵庫医科大学病院
- 2006年
- 京都医療センター 外科
- 2007年
- 京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
- 2007年
- 静岡県立総合病院 心臓血管外科
- 2012年
- 小倉記念病院 心臓血管外科
- 2016年
- 小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
- 2019年
- 東京中央美容外科 京都駅前院 院長
- 2020年
- 東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
TCB東京中央美容外科は、日本美容外科学会(JSAS)正会員、日本形成外科学会(JSAPS)専門医・正会員、日本形成外科手術手技学会会員、日本外科学会会員・専門医、日本整形外科学会会員・専門医、日本皮膚科学会会員、日本抗加齢医学会正会員、日本アンチエイジング外科学会会員、乳房再建エキスパンダーインプラント責任医師、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会正会員、日本静脈学会会員、日本脈管学会専門医、下肢静脈瘤血管内焼灼術指導医、日本創傷外科学会会員・専門医、日本熱傷学会会員・専門医、日本創傷治癒学会会員、皮膚腫瘍外科分野指導医・領域指導医、日本Acute Care Surgery学会会員、日本整容脳神経外科学会会員、日本頭蓋額顔面外科学会正会員、日本口蓋裂学会正会員、日本ペインクリニック学会正会員、日本マイクロサージャリー学会会員、日本麻酔科学会正会員、麻酔科認定医、麻酔科標榜医、臨床研修指導医、日本臨床外科学会会員、医学博士、などの資格を持つ医師が在籍しています。
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患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。